ヘタフェのアンヘル・トーレス会長がストライカーの獲得について消極的な姿勢を示した。スペイン紙『マルカ』が伝えている。
先日、日本のメディアが、セレッソ大阪FW杉本健勇のヘタフェ加入が濃厚になったと報道。今冬にも加わると伝え、スペインでも話題となっている。すでに正式オファーも送っているとされるが、ヘタフェ側にとっては寝耳に水なのかもしれない。
トーレス会長は「毎日、選手補強が噂される。現チームには25選手がいるが、噂がある補強を全部実現すれば50選手になってしまうだろう」とメディアを皮肉りつつ、こうも続けた。
「つまり、私たちはストライカーを探すことを優先していない。今いるストライカーで満足しているし、先にも言った通りマルケル(・ベルガラ)はほぼ全試合に出場しており、その代わりとなる中盤の選手を引き入れるのは悪くない。ほかのポジションについては、これから監督が言うことに依存する」
柴崎岳との日本人ホットラインも開通すると見られていたヘタフェ。しかし、クラブ側はあくまでもFW獲得の優先度は低く、焦点は中盤に当たっていることが明らかとなっている。


