リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は、レフェリーのジョナサン・モス氏が誤審を認めたと話している。
4日に「アンフィールド」で行われたプレミアリーグ第26節で、リヴァプールはトッテナムと対戦。一進一退の攻防の中、1点リードで迎えたアディショナルタイムにビルヒル・ファン・ダイクのファウルで与えたPKをハリー・ケインに決められ、土壇場で追いつかれて2-2の引き分けに終わった。
このビッグマッチでは、きわどいジャッジが連発。87分には、ケインがロリス・カリウスに倒され、モス主審は副審との長い協議の後、トッテナムにPKを提示する。しかし、このプレーの直前にトッテナムFWがボールを受けたポジションは、明らかなオフサイドのようにみえた。
さらに、同点ゴールにつながったファン・ダイクのファールも微妙な判定であり、クロップ監督はレフェリーの判定に納得できないと『スカイスポーツ』に語った。
「この結果は、ジャッジの大きな影響を受けたと言わざるを得ない。彼らから判定について何か聞きたいが、私はレフェリーの控室に行くことはできない。でも、試合が終わった後、(モス主審は)私のところにやってきて、間違いだったと認めた。明らかなオフサイドだったと。信じられない。彼らはあんなに長い時間何について話していたのか理解できない」
「そして2つ目のPK。ファン・ダイクは彼(エリック・ラメラ)に触っただけで、ラメラのほうから飛び掛かってきたように映ったのに、PKが与えられた。前半に同じようなシチュエーションがあっても、審判は我々にFKすらくれなかった」


