アーセナルは20日、アーセン・ヴェンゲル監督が今季限りで退任することを発表した。22年にわたる長期政権を築いたヴェンゲルの退任は全世界で大きな話題を呼んでいる。かつてアーセナルのアカデミーに所属し、ヴェンゲルとも面識がある北海道コンサドーレ札幌FWジェイが、今回の退任について自身のツイッター（@jaybothroyd）で言及している。
「今季限りで退任するアーセン・ヴェンゲル。アーセンは超越的で偉大な人であった。また、偉大なマネージャーであり、偉大なものを達成したね」とヴェンゲルの功績を称えつつ、パリ・サンジェルマン（PSG）の公式アカウントを交えて「次はPSGだね!!ボス、幸運を祈るよ!」と、ジョークで締めた。
かつてアーセナルのアカデミーに在籍していたジェイは、ヴェンゲルに「クラブでも最大の才能を持った若者だった」と将来を嘱望されていたが、素行不良により移籍を余儀なくされた。その後、ウォルヴァーハンプトンやカーディフで活躍。その際もヴェンゲルは「私の後悔の1つだよ。彼を手放すのは早過ぎたね」と後悔の念を述べていた。
ジェイはその後、2014年にタイのムアントン・ユナイテッドへ加入。翌年にはジュビロ磐田へ完全移籍を果たし、Jリーグデビューを飾った。2017年からは札幌に在籍しており、昨季は14試合で10ゴールをマーク。札幌のJ1残留に大きく貢献した。今季はケガの影響もあり、4試合の出場にとどまっている。