バルセロナなどで活躍した元ブラジル代表FWロナウジーニョが、2018年に正式にフットボール界から引退することを表明した。
バルセロナやACミラン、ブラジル代表などで輝かしい栄光を残したロナウジーニョだが、2015年にフルミネンセを退団して以降ピッチから離れている。そして、37歳になった同選手は来年引退し、別のキャリアを歩み始めると明かしている。
ロナウジーニョは「来年、フットボールに『さよなら』をいうことになると思う」と現役から退くことを表明。
引退後については「フットボール界から退いた後、音楽関係のプロジェクトとサッカー教室を立ち上げるつもりだ。これらは僕にとって新しいことだから、この生活に慣れないとね」と将来について明かした。ロナウジーニョは、今年3月にソロミュージシャンとしてデビューしており、「Sozinho」というタイトルのシングルをリリースしている。
ロナウジーニョは2002年にワールドカップ優勝を経験。2005年にはバロンドールを受賞し、2005-06シーズンにはバルセロナでチャンピオンズリーグ制覇を成し遂げるなど、多くの栄冠を手にした。試合中、常に笑顔でプレーを楽しみ続け、そしてファンを楽しませ続けたファンタジスタが、来年スパイクを脱ぐことになる。


