サウサンプトンでプレーするセルビア代表MFドゥサン・タディッチは、チームメイトのビルヒル・ファン・ダイクを称賛し、夏にチェルシーやマンチェスター・シティが獲得を狙っていても不思議でないと考えている。『Goal』の独占インタビューで語ってくれた。
今シーズン好調を維持し、素晴らしいパフォーマンスを披露していたファン・ダイクだが、1月22日のレスター・シティ戦で負傷し、それ以降欠場を余儀なくされている。しかし故障によりピッチから遠ざかっているものの、イングランドのビッグクラブは今夏の獲得を目論んでおり、移籍金は5000万ポンド（約70億円）にも上ると報じられていた。フローニンゲン時代からともにプレーを続けているタディッチは、オランダ代表DFが現代のフットボール界にとって稀有な存在だと考えているようだ。
「彼は素晴らしい選手だ。彼がフローニンゲンのユースに入った時からの仲だから、よく知っている。そして彼は最高の選手になった。でも今は数カ月間離脱しているから寂しいと感じている。早く復帰して、以前のようなパフォーマンスができると願っている」
「ビッグクラブが彼の獲得を狙っていることに驚きはない。それに彼のような素晴らしいディフェンダーは数少ない。早く復帰してサウサンプトンのためにプレーしてほしい。彼は今リハビリに励んでいる。そして以前よりも強くなって帰ってくるはずだ」
セルビア代表として臨んだジョージア戦で1ゴール2アシストと3-1の勝利に貢献したタディッチは、2014年に1090万ポンドでサウサンプトンに加入している。近年草刈り場として多くのスター選手を奪われているサウサンプトンだが、28歳のセルビア代表MFはグラツィアーノ・ペッレの中国移籍が最も印象深いと語っている。
「彼がいなくて寂しい。彼はとても重要な選手であり、僕たちはとても仲が良かった。本当にいいヤツだから中国で頑張ってほしい。彼の決断には理解を示すよ。あのような高額のオファーはなかなか舞い込んでこないし、いろいろなことを考えた結果だと思う。中国のフットボールは発展を続け、壮大なプロジェクトを掲げている。でもヨーロッパのクラブと肩を並べたければ、もっと多くの選手を獲得する必要があると思う」
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