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3戦連発で手応え、東京五輪での快挙達成を見据える久保建英「歴史に自分たちの名前を残せるチャンス」

U-24日本代表のMF久保建英が、U-24フランス代表戦後に東京五輪での手ごたえを語った。

自国開催の東京五輪で金メダルを狙う日本は28日、グループA第3節でフランスと対戦した。引き分け以上で首位通過を決めることができる2連勝中の日本は、27分に久保建英の3試合連続弾で先制。さらに34分に酒井宏樹が追加点を記録し、2-0とする。後半にも途中出場の三好康児と前田大然がネットを揺らし、4-0で快勝した。

この試合で今大会3試合連続ゴールを記録した久保は、「(連続弾は)あまり意識してないですけど、いつもチームの助けになりたいと思っています。一番わかりやすいのはゴール。素直に喜んでいいと思います」と満足感を示し、チームを背負う責任感について言及されると、「僕はチームを背負うとか、おこがましいことは考えていないですが、やるべきことをしっかりやってチームの力になりたいです。それがゴールという結果につながっていて、守備も自分のできることはやろうとしています。自分のできることをやれていると思います」と、パフォーマンスへの手ごたえを口にした。

また、3試合連続ゴールの要因については、「チームメイトとの連係がすごくいいです。たまたまゴールに近いポジションの僕のところにボールがこぼれてくることが多いだけで、チームとしての形がすごくいいと思います」とチームパフォーマンスを称賛しつつ、現在の気持ちの面については、「充実と言うよりは、負けたくないという気持ち。こんなにいいチーム、チームメイトにも環境にもスタッフにも恵まれ、ここを逃したら次はない。悔いの残らない試合にしたいです」と、改めて決意を語った。

そして、31日に戦うU-24ニュージーランド代表との準々決勝に向けて、「ここからは負けたら終わり。このままずっと勝っていけば、自ずと違う景色が見えると思います」と気を引き締めた久保は、「国際的なスポーツの祭典で歴史に自分たちの名前を残せるチャンス。そこは出るからには良い思いをして帰りたいし、日本の皆さんに元気(を与えて)、ポジティブなイメージをサッカーに抱いてほしい。自分たちがいい試合を続けることでそういう人が増えてきたら良いかなと思います」と、自国大会での快挙達成を見据えていた。

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