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【前半速報】U-24日本代表、フランス戦は久保建英3戦連発&酒井宏樹弾で2点リードの折り返し! このままいけば文句なしの首位で東京オリンピック決勝T

東京オリンピック(五輪)2020のグループA第3節(最終節)、U-24フランス代表vsU-24日本代表が28日に行われている。

東京五輪のグループステージで2試合を終え、全勝で勝ち点6を重ねている日本と1勝1敗の勝ち点3で3位に位置するフランス。日本は引き分け以上で文句なし、敗北した場合でも1点差までであれば2位以上での決勝トーナメント進出が確定する状況で最終節を迎えた。

また、準々決勝でグループAを勝ち抜けたチームと対戦するグループBからは、U-24韓国代表が首位、U-24ニュージーランド代表が2位で決勝トーナメントに進出。日本はフランスと引き分け以上なら首位確定でニュージーランド、負けた場合には他会場次第で韓国と準々決勝で対戦する可能性がある。

【テキスト速報】U-24フランス代表vsU-24日本代表

3連勝でグループステージを締めくくりたい日本は、フランス戦のスタメンにオーバーエイジ(OA)の吉田麻也、酒井宏樹、遠藤航を引き続きスタメン起用。中心選手の久保建英と堂安律も先発し、ディフェンスラインには開幕から欠場が続いていた冨安健洋が初出場することとなった。

開始1分、日本陣内中央やや左でボールを持ったアレクシス・ベカ・ベカが右足を強振。試合のオープニングシュートはフランスが浴びせたが、距離のあるところからのシュートはGK谷晃生が落ち着いてキャッチする。

立ち上がりから徐々にボールを持てるようになった日本は8分に酒井が右サイドで突破を図ってFKを獲得。クロスはGKポール・ベルナルドーニに跳ね返されたものの、中盤左で先発している旗手怜央がボックス手前中央から強烈な無回転シュートを放つ。これはGKベルナルドーニに阻まれたが日本がチャンスを作った。

屈強なフィジカルを生かしてボールホルダーに厳しくチェックに行くフランスは簡単にはシュートまで持ち込ませてくれないが、日本が中盤でボールをキープ。前がかりに守備をしようとする相手に対して、ボールを動かしながらチャンスをうかがっていく。

0-0でも首位が確定する日本だが、守備時にも引いて守ることはせず。前線からプレスをかけて主導権を握る形で時計の針を進める。

そして27分、ボックス右でボールを持った上田綺世が思い切りよく右足を振り抜くとGKベルナルドーニはたまらず弾く。走り込んだ久保が左足で押し込んで3戦連発となる先制ゴールを決め切った。

さらに34分、久保の縦パスを受けた上田が左足で強烈なシュートを放つと再びGKベルナルドーニが弾く。高き浮き上がったボールを全力疾走でボックス右に入ってきた酒井が右足で合わせて追加点を奪取した。

直後にフランスにアクシデントが発生。中盤の要でもあるOAのテジ・サバニエがプレー続行不可能な様子でベンチに引き上げ、数分遅れてエンゾ・ル・フェが送り出される。

そのままフランスに反撃を許さない日本だったが、前半終了間際に酒井がイエローカードを提示される。すでに今大会で警告を1枚貰っている酒井は累積により準々決勝に出場できないこととなった。

とはいえ、このままいけば他会場に関係なく首位通過が確定するというスコアで前半を終えている。

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