Isco Alarcon Real Madrid CSKA UCL 12122018Getty

レアル・マドリー、ベルナベウでCSKAモスクワに0-3惨敗…西村は後半ATに出場/CLグループG最終節

12日のチャンピオンズリーグ・グループG最終節、レアル・マドリーは本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのCSKAモスクワ戦を0−3で落とした。なおCSKAモスクワのFW西村拓真は、後半アディショナルタイムから出場している。

すでにグループG突破を決めているマドリー。この試合で重要なのは勝ち点ではなく勝利ボーナスの270万ユーロ(今季CLではグループリーグ参加とベスト16進出合わせ、すでに3350ユーロを手にしている)、また出場機会に恵まれない選手たちが奮起することとなる。

ソラーリ監督はダニ・セバジョスとルーカス・バスケスの陰に隠れるようになったイスコやアセンシオ、さらにはヴィニシウスを先発で起用。GKクルトワ、DFオドリオソラ、バジェホ、ハビ・サンチェス、マルセロ(負傷明け)、MFアセンシオ、ジョレンテ、バルベルデ、ヴィニシウス、FWベンゼマをスタメンとして4-2-3-1のシステムを採用している。

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応援団席が数多の太鼓を叩くという、新たな応援方法が誕生したベルナベウ。マドリーは序盤からボールを保持して攻め込んだが、中盤にクロースとモドリッチがいないこともあり、攻撃は前線のコンビネーション頼みに。CSKAが5バックを敷いているためチャンスはカウンターから生まれ、ベンゼマのポストワークからヴィニシウスらが個人技を披露していった。24分にはベンゼマの機転の効いた胸パスを起点としてペナルティーエリア内のヴィニシウスがシュートまで持ち込んだが、これはGKアキンフェフにセーブされている。

前線、特にヴィニシウスが煌びやかなプレーを見せるマドリーだったが、しかし37分に攻めている方とは反対側のゴールネットが揺れる。ペナルティーエリア手前でボールを受けたチャロフが冷静な切り返しからシュートを決め切り、CSKAが先制に成功した。アウェーチームはさらに43分、ヴィニシウスが守備に気を配っていなかったサイドを起点として追加点を獲得。スローインからサイドを切り崩すと、チャロフのヒールパスからフェルナンデスがクロスを送り、シュチェンニコフがクルトワを破っている。

2失点を喫して、観客からブーイングを受けながら前半を終えたマドリー。ソラーリ監督はハーフタイムにベンゼマとの交代でベイルを投入し、さらに57分にはジョレンテも下げてマルセロと同様に負傷明けのクロースもピッチに立たせた。が、ボールを保持してもCSKAの堅守を崩す術を見つけられない。そして73分、CSKAが3点目を獲得……。シグルズソンがダイアゴナルランからシュートを打つと、ボールはクルトワの横っ飛びもむなしく枠内に収まっている。

ソラーリ監督は3失点目の直後にマルセロをカルバハルに代える。観客はチーム全体へのフラストレーションをぶつけるように、キャプテンマークを巻いていたブラジル代表DFに対して容赦のない指笛を吹いた。終盤、マドリーは相手陣地でボールを回し続けたが、守備をさらに強固にしたCSKAを前に決定機をつくるには至らず。一方のCSKAは、後半アディショナルタイムに時間稼ぎの意味もあってか、西村をピッチに立たせた。

結局、試合は西村の登場直後に試合終了のホイッスル。レアル・マドリーは、第2節のアウェー戦に続きCSKAに敗れ去った。

ソラーリ監督率いるマドリーの成績は、これで10試合8勝2敗に。ベルナベウでの敗戦は、5試合目にして初のこととなった。なおグループGのもう一試合、ヴィクトリア・プラゼニ対ローマは2−1でプラゼニが勝利。同グループの順位は首位マドリー(勝ち点12)、2位ローマ、3位プラゼニ(勝ち点7)、4位CSKA(勝ち点7)となった。

■試合結果

レアル・マドリー 0-3 CSKAモスクワ

■得点者

CSKA:チャロフ(37分)、シュチェンニコフ(43分)、ジグルズソン(73分)

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