元イタリア代表のレジェンド、アレッサンドロ・デル・ピエロ氏が25日、ファッション誌『ヴァニティ・フェア』イタリア版のインタビューに応じ、海外でのキャリアを振り返った。
デル・ピエロ氏は現役時代、ユヴェントスで19年間にわたってプレーし、6度のリーグ制覇を経験。4度の得点王に輝いた。2006年にはイタリア代表の一員としてドイツ・ワールドカップの優勝に貢献。イタリアで確固たる地位を築いた後、12年にオーストラリアのシドニーFCへ加入した。
「2012年まではユーヴェで遠征することが多かったけど、本当に旅行をしたことがなかったんだ。私が目にしていたのは、スタジアム、空港、ホテルだけだったからね。オーストラリアでは車は左側通行だし、言葉も当時は知らなかった。だけどあそこでは、別の側面からサッカーを知ることができたと思う。練習後の(チームメートらとの)サーフィンやバーベキューを通じてね」
シドニーで2年間プレーした後、14年にインドのデリー・ディナモスに加入。そこでデル・ピエロ氏は異文化の共生を目にした。
「選手それぞれが、自分なりのやり方で集中する。アップを始める者もいれば、お祈りを始める者もいた。開幕戦の始まる前のロッカールームでは、少なくとも5種類の違った宗教のお祈りを唱える声が聞こえた。おそらく、これがインドでの経験の中で最も素晴らしい瞬間だったかな。スポーツが異文化を融和させることができることを実感した瞬間だよ」
現在は『スカイ・スポーツ』でコメンテーターを務めるデル・ピエロ氏だが、現役続行について悩んだ時期もあったことを告白している。「苦しい時期があった。プレーを続けたい気持ちはあったんだ。だけど足や呼吸が持たなかった」と明かした。
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