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メッシ、ベッカムも…同じクラブで何度も背番号を変えたスターたち

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    何度も背番号を変えた選手は?

    通常、一つのクラブでプレーする際の背番号は一つだ。たいていの場合はそうなのだが、何度も背番号を変えた選手たちもいる。その中で少なくともキャリアで何度も背番号を変えたスター選手たちをピックアップしてみた。
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  • Daniel Alves São Paulo LDU Libertadores 11 03 2020Getty Images

    ダニエウ・アウベス

    主な背番号:「2」「4」「6」「8」「10」「22」

    背番号の変更という点で、彼は正真正銘のスペシャリストだ。すでにセビージャにいた頃から6年間で8番、6番、4番という3つの番号をつけている。

    番号変えはバルセロナに移っても続き、1シーズン20番を背負った後で、次の4年間は2番を着用した。その後に22番の2年間が続き、バルセロナで送った最後のシーズンには6番をつけてプレーした。

    現在はDFながらサンパウロで10番を背負っており、今も背番号において必ずトピックにあがる選手だ。

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    アンドレス・イニエスタ

    主な背番号:「8」「24」「34」

    だいたいにおいて、バルセロナではあまり煩いことを言われずに好きな番号をもらうことができる。アンドレス・イニエスタも34番、24番、8番の順で3つの番号をつけていた。

    現在所属するヴィッセル神戸では、慣れ親しんだ8番を背負っている。

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    シャビ・エルナンデス

    主な背番号:「6」「16」「26」「29」

    バルセロナのチームメイトの中でイニエスタの頻繁な番号変えを笑ってあしらうことのできるのはシャビだけだろう。

    このゲームメーカーはバルセロナで過ごした17年間に29番、26番、16番、そして6番(ゲームメーカーがつけるケースが多い)という4つの背番号を手に入れた。とはいえ、2001年から退団する2015年まではずっと6番をつけていた。

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    リオネル・メッシ

    主な背番号:「10」「19」「30」

    リオネル・メッシもずっと10番をつけていたわけではない。周知のようにかつてのバルセロナにはロナウジーニョのようなスーパースターが在籍しており、10番のような伝統ある背番号を簡単に手に入れることはできなかった。

    しばらくの間メッシは19番をつけていた。だが、バルサでのデビュー戦では30番でプレーしていたこともある。今となっては記憶の彼方の出来事だが。

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    ギャレス・ベイル

    主な背番号:「3」「11」「16」「22」「37」

    ここまでスペインでの事例を紹介してきたが、イングランドではどうだろうか。2020年にトッテナムに復帰したギャレス・ベイルは9番という馴染みのない番号をつけることになったが、2007~13年の在籍時にすでに別の3つの番号を背負っていた。

    10代のベイルは16番をつけて後方を守っていたものの、その後3番を与えられた。キャリアのスタート時にはサイドバックの選手と目されていたため、もっと前のポジションへ移ったのは後になってからのことだった。

    だが、トッテナムでの最後のシーズン(2012-13)についに11番を手に入れ、ようやく自身にふさわしい番号をつけることになった。続くレアル・マドリー時代にも全期間を通じて11番をつけてプレーした。

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    ハリー・ケイン

    主な背番号:「10」「18」「29」「37」

    トッテナムにはお気に入りの番号を手に入れるまで、しばらく待たなければならなかった選手がもう一人いる。ハリー・ケインは37番をつけたヤングスターとしてめきめき頭角を現したあと、18番を贈られた。

    だが、やがてチームのスターになり、10番の栄誉を与えられ、今もこの番号を背負っている。

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    スティーブン・ジェラード

    主な背番号:「8」「17」「28」

    スティーヴン・ジェラードもリヴァプールで同様の道のりをたどった。このレッズのレジェンドは28番を背負ってデビューを飾り、その後ややアップグレードして17番を受け取った。

    しかし何年もの間、タンク並みの迫力のFWエミール・ヘスキーの存在によって、ジェラードが欲しかった8番の獲得は阻まれていた。リヴァプールがチャンピオンズリーグで伝説的勝利を飾った前年の2004年にヘスキーがバーミンガムへ移籍したため、ついにジェラードは8番を手にすることができた。

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    ポール・スコールズ

    主な背番号:「14」「18」「22」「24」

    ポール・スコールズは長年にわたって18番を背負っていた。1999年と2008年のチャンピオンズリーグ制覇の際も、18番をつけていた。本当なら2011年に引退するつもりだったが、6ヶ月後にカムバックしたときは、アシュリー・ヤングが18番を背負っていた。

    そのため、スコールズは22番をもらった。だが、マンチェスター・ユナイテッドでのキャリアの初めにも14番や24番をつけていたことがある。

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    デイビッド・ベッカム

    主な背番号:「7」「10」「23」「24」「28」「32」

    かつてスコールズのチームメイトだったデヴィッド・ベッカムも常に7番をつけていたわけではない。中でも1シーズンは10番を背負っていたし、その前の若い時代には24番をつけていた。

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    クリスティアーノ・ロナウド

    主な背番号:「7」「9」「28」

    クリスティアーノ・ロナウドはレアル・マドリーでの最初のシーズンに9番をつけてピッチに立たざるをえなかった。7番はまだクラブのレジェンドであるラウールのものだったからだ。しかし1年後には、以前のマンチェスター・ユナイテッド時代同様、再び 7番に戻ることができた。

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    マリオ・ゲッツェ

    主な背番号:「10」「11」「19」「27」「31」

    最後にブンデスリーガに目を向けてみる。ブンデスリーガではマリオ・ゲッツェもちょっとした背番号ルーレットをやっている。ドルトムントでデビューした時のゲッツェは31番をつけていたが、2年後には11番になった。

    だが、11番でプレーしたのは1年だけで、その後10番をつけることに。バイエルンへ移った後で復帰してからも、やはり10番をつけていた。現在、PSVで27番を選んでいる。

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