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【ACL出場権争いまとめ】広島、鹿島、札幌が残り2枠を目指す戦い。3位以内の条件は?
©J.LEAGUE三つ巴の戦いとなったACL出場権争い
7位・清水まで3位以内滑り込みの可能性があったACL争いは、前節を終えた時点で3クラブに絞られた。3位・鹿島が仙台に勝利し、5位・FC東京、6位・浦和、7位・清水が揃って白星を挙げられなかったため、5位・FC東京以下のACL出場権獲得の可能性は消滅した。
一方で広島は前節、勝てば無条件で2位が確定するなかで、名古屋に1-2と逆転負け。背後には鹿島が勝ち点1差、札幌が2差で追走する大混戦のまま最終節を迎えることになった。
現在8戦未勝利の6連敗中と長いトンネルを抜け出せないでいる広島は、12月1日に行われる最終節で4位・札幌との直接対決に臨む。前回対戦ではティーラシンのゴールで1-0の完封勝ちを収めており、直近5試合でも3勝1分1敗と勝ち越し中だが、今のチーム状況を鑑みれば、決してイージーなゲームになるとは考え難い。一時は優勝も視野に入るほどの独走ぶりを見せた広島にとっては、最低でもACL出場権を獲得したいところ。
一方でクラブ史上初のACL行きを目指す札幌は、失うものはない。直近5試合でわずか1敗しかしておらず、勢いでも広島に勝る。ホーム最終戦で有終の美を飾れるか。札幌を躍進に導き、今季ラストゲームは古巣戦となるミハイロ・ペトロヴィッチ監督の手腕にも注目だ。
そして、今季のACLを制し、初のアジアチャンピオンに輝いた鹿島も、来季ACL出場権を目指す位置にいる。最終節はホームで鳥栖と対戦。勝てば無条件で出場権を獲得できるものの、相手は残留争い真っ只中の鳥栖というだけあって、そう簡単にはゴールを割らせてもらえないだろう。
さらに、鹿島に長らく在籍し、数々のタイトル奪取に貢献してきた金崎夢生の存在も無視できない。今夏に鳥栖へ活躍の場を移したストライカーは、鳥栖内で鹿島を最もよく知る選手だ。鹿島対策を練るにあたって彼の存在は非常に重要となってくる。金崎は前回対戦で、鹿島の選手として鳥栖相手に決勝ゴールを奪っている。今回対戦ではその逆は実現するのか、注目が集まる。

2位・広島
勝ち点56/得失点差12[vs札幌(4位)通算9勝2分4敗 前回対戦1-0◯]
◯→ACL出場権獲得
△→ACL出場権獲得
×→鹿島◯だと4位転落、鹿島△で得失点差争い、鹿島×で3位以内確定
(C)KASHIMA ANTLERS3位・鹿島
勝ち点55/得失点差11[vs鳥栖(15位)通算6勝2分5敗 前回対戦1-0◯]
◯→ACL出場権獲得
△→広島◯&△でACL出場権獲得、広島×の場合は広島との得失点差争い
×→広島◯でACL出場権獲得、広島△で札幌との得失点差争い、広島×だと4位転落
©J.LEAGUE4位・札幌
勝ち点54/得失点差0[vs広島(2位)通算4勝2分9敗 前回対戦0-1×]
◯→ACL出場権獲得
△→鹿島△以上でACL出場権消滅、鹿島×で鹿島と得失点差争い
×→ACL出場権消滅
©J.LEAGUE天皇杯の行方にも注目
なお、鹿島は今季の天皇杯準決勝にも残っており、優勝するとACL出場権を獲得できる。仮にリーグで3位以内に入り、天皇杯も優勝した場合は、リーグ4位が繰り上げでACLに出場する。
その場合、J1・優勝チームと天皇杯優勝チームがグループステージから出場し、2位と3位チームはプレーオフからの出場となる。仮に鹿島が天皇杯を優勝し、リーグでも3位以内に入った場合は、鹿島がグループステージから出場し、J1・4位チームが繰り上げでプレーオフから出場する。
©J.LEAGUE残留争いも大混戦!
©J.LEAGUEJ1最終節 試合日程
12/1(土)
14:00 札幌vs広島(札幌ド)
14:00 鹿島vs鳥栖(カシマ)
14:00 浦和vsFC東京(埼玉)
14:00 柏vsG大阪(三協F柏)
14:00 川崎Fvs磐田(等々力)
14:00 横浜FMvsC大阪(日産ス)
14:00 名古屋vs湘南(パロ瑞穂)
14:00 神戸vs仙台(ノエスタ)
14:00 長崎vs清水(トラスタ)
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