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W杯対戦国メディアが揃って西野ジャパンを酷評…日本代表は3チームに「及ばない」

日本代表は8日にスイスと国際親善試合を行い、0-2で敗れた。海外メディアは挙って日本の戦いぶりに厳しい論評を投じている。

西野朗監督はこの試合で新造の3バックではなく、慣れ親しんだ4-2-3-1を採用。3バックシステムでは最終ラインに入った長谷部誠を本職のボランチに戻し、大島僚太とコンビを組ませた。2列目は右に原口元気、左に宇佐美貴史を置き、本田圭佑をトップ下に据えた。

西野監督は前日会見で「先日のスペイン戦を見ても、スイスはかなりのプレッシングをしていた。それを回避してポゼッションを求めながら入れるかというところをアグレッシブにトライしたい」とFIFAランク6位の強豪を相手にした試合の入り方について言及していた。

しかし、試合は予想通り前半からスイスが前から激しいプレッシングかけて、主導権を握る展開。攻め込む機会もあった日本だが、単調な攻撃に終始し、一瞬の隙を突かれて前半のうちにPKを献上。先制を許すと、後半にもサイドから崩され追加点を奪われた。乾貴士や香川真司といった攻撃的なプレーヤーを投入したものの、反撃も実らず0-2で敗れた。

日本の戦いについて海外メディアは挙って厳しい論評を展開。フランスの『レキップ』は「スイスは、W杯のプレマッチで日本を支配した」と題し、「スイスはたった2本の枠内シュートで2ゴール。スタジアムの観衆は、(日本代表の)鈍い反撃を目撃することになった」と酷評した。

ロシアW杯で日本と対戦するポーランドメディアも、スイス戦での日本の不甲斐ない戦いについて取り上げている。地元スポーツ紙『Przeglad Sportowy』は、GK川島永嗣を「日本の弱点」と題し、前半に、ロングボールに飛び出してスイスの選手と交錯し、ゴールを無人にするなど、安定感に欠くプレーを続けた日本代表GKへ厳しい評価を下した。

そのうえで「仮想ポーランドと位置づけて臨んだスイス戦で、西野監督は4バックシステムに戻したが、成功しなかった」と付け加えた。

さらに、コロンビアの『El Tiempo』は「日本は終始、守備面での問題を抱えていた。攻撃面では改善部分も見られたが、守備に改善の兆しは皆無。コロンビア、セネガル、ポーランドのどのチームにも及ばないことが予想できる」と痛烈に酷評した。

一方で、イギリスの『Four Four Two』は、スイスのMFブレール・エンボロが日本にとって脅威となったとし、「彼のドリブルが日本の守備を打ち砕いた。結果的にマヤ・ヨシダのファウルを誘発した」とシャルケに所属する21歳アタッカーによって得たPKシーンを振り返りつつ、「最後まで日本を混乱させた」と伝えている。

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