イタリア代表の前指揮官ジャンピエロ・ヴェントゥーラが27日、イタリア国営放送『Rai』のテレビ番組に出演し、自身の去就に関して真相を語った。
イタリアは昨年11月、スウェーデンとのプレーオフ(PO)に敗れ、60年ぶりにワールドカップ本大会出場を逃した。当時、指揮官を務めていたヴェントゥーラは辞表を提出せず、後日、イタリアサッカー連盟(FIGC)より責任を問われ、解任された。
あれから半年が経ち、ヴェントゥーラが沈黙を破り、真相を語った。W杯欧州予選グループリーグの最中に辞意を表明していたことを明かしている。
「スペイン戦(9月2日)の次の試合となったイスラエル戦(9月5日)の後、私は辞任するべきだった。代表に対し、スタジアム全体が抗議の笛を吹いていた。そしてマケドニア戦(10月6日)の後、私は辞任を申し出た。雰囲気は荒れ放題だったので、安定をもたらすことのできる別の人物が必要だった」
「私の辞表は受け入れてもらえなかった。だが仮に出場権を勝ち取れたとしても、私はW杯には行かないことをすでに決めていた」
またスウェーデンとのPO敗退後、辞任しなかった理由についても説明している。すべての責任を押し付けられたと憤る。
「(辞任すれば)私が敗退について、唯一の責任者であることを認めるようなものだっただろう。責任は他の者にもあった。私は、サッカーにおけるすべての不幸のスケープゴート(贖罪の山羊)にされてしまった。イタリア国民が悲しんでいることは理解できるが、いずれ気持ちは静まるだろう。だが私は決して忘れない」
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