rashford(C)Getty Images

ラッシュフォードがマンチェスター・ユナイテッドで苦しんだ理由とは?バルセロナSD「重要であればあるほど…」

バルセロナのスポーツダイレクター(SD)を務めるデコ氏は、今夏に獲得したイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードについて語っている。

マンチェスター・ユナイテッドの下部組織出身で、18歳でのデビューから同クラブで公式戦426試合出場138ゴール78アシストを記録したラッシュフォード。しかし、ルベン・アモリム監督体制では構想外に。すると今夏の移籍市場で、バルセロナへとレンタルで加入した。

スペイン屈指の強豪ではここまで公式戦18試合に出場するラッシュフォードだが、6ゴール9アシストをマークするなど好調を維持している。そんな28歳のイングランド代表FWについて、デコSDが『The Times』で「彼は我々といて幸せそうだよ。マーカスは素晴らしい選手だ」としつつ、以下のように語った。

「マンチェスター・ユナイテッドは我々と同じく世界最大のクラブの1つであり、そこで重要な選手になるという責任を負うことになった。まだ若すぎたんだと思う。世代交代にも苦しんだね。過去5年間のユナイテッドを見れば、チームを再建して再び強くなることに苦労していたことがわかるはずだ。そうした状況は、周囲から多くを求められる選手にとっては簡単じゃない。重要な選手であればあるほど、大きな責任を負わなければいけないからね」

「我々は彼のような選手を探していた。前線3つのポジションをこなせる選手をね。マーカスはバルセロナでプレーしたいという強い意志を持っていたので、レンタル契約を結ぶことができたんだ。財政的なルールに縛られていることはわかっていたが、それでも彼は忍耐強く待ってくれた。本当に嬉しいよ」

今節の結果により、勝ち点34でラ・リーガ首位に浮上したバルセロナ。2日の次節では、3ポイント差で4位につけるアトレティコ・マドリーと対戦する。

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