PSGとナポリの激闘はドロー決着…4発完勝リヴァプールが首位浮上／CL第3節

チャンピオンズリーグ（CL）は24日にグループリーグ第3節が行われ、グループCではパリ・サンジェルマン（PSG）とナポリが対戦した。

勝ち点4で首位のナポリと、同3で追うPSGの一戦。立ち上がりはPSGが押し込み、開始早々にビッグチャンスを作るなど何度もゴール前に迫り、良い入りを見せる。

しかし、先制したのはナポリだった。ボールを支配し始めた29分、右サイドのカジェホンが低い位置からDFラインの背後にボールを送ると、動き出してパスを呼び込んだインシーニェが飛び出したGKを見て冷静にループシュートを沈めた。

その後は一進一退の攻防に。61分、オウンゴールでPSGが同点に追いつく。しかし、ナポリは77分にメルテンスが決めて再び突き放す。

試合はこのまま終了かと思われたが、後半アディショナルタイムにドラマが。93分、ネイマールがドリブルでエリア手前まで持ち運ぶと、右に位置したディ・マリアがボックス外から左足でシュートを放つ。美しい弧を描いたシュートは、枠に収まった。劇的な同点ゴールで、白熱の一戦はドロー決着となった。

グループCもう一試合では、リヴァプールがホームでツルヴェナ・ズヴェズダと対戦した。

前節ナポリに敗れていたリヴァプールは、試合序盤からエンジン全開。30分にフィルミーノが先制点を奪うと、その後サラーが2得点。76分にマネがPKを失敗するものの、その4分後にマネが汚名返上のゴールを奪う。結局相手を寄せ付けず、4-0と完勝を収めた。

この結果、グループCではリヴァプールが勝ち点6で首位に浮上。同5でナポリ、同4でPSG続いている。