PSGが2年ぶりに国内3冠達成！大健闘の3部レ・ゼルビエ相手に2－0勝利でフランス杯優勝決める

クープ・ドゥ・フランスは8日に決勝戦が行われ、パリ・サンジェルマン（PSG）がレ・ゼルビエに2－0と勝利。国内3冠を達成した。

リーグ・アン王者のPSGと、快進撃を見せる3部リーグ所属のレ・ゼルビエの一戦。大方の予想通りPSGがボールを持ち、レ・ゼルビエが速攻からゴールを狙う展開となる。

10人でブロックを築く相手にチャンスは作るもバーに阻まれるシーンが2度もあるなど、なかなかゴールを奪えないPSGだったが、26分に先制。ロ・セルソがエリア外から強烈なミドルシュートを叩き込み、ゴールをこじ開ける。

後半に入ってPSGがネットを揺らすもビデオ判定でゴールが無効に。やはりフランス王者が一方的に攻める展開になると思われたが、レ・ゼルビエが反撃するシーンも。圧倒的な資金力の差があるチームに、カウンターからゴールに近づくシーンも作っていく。

それでもやはり自力の差は大きく、74分にカバーニがPKを決めて勝負あり。PSGが2－0で決勝戦を制した。

この結果、PSGは2年ぶりに国内3冠を達成。退任が決まっているエメリ監督は有終の美を飾った。一方、堂々とした戦いを見せたレ・ゼルビエへ、スタジアムに詰めかけたサポーターも大きな拍手。選手たちは、惜敗も表彰式を笑顔で楽しんでいる。