Liverpool FC v PSV Eindhoven - UEFA Champions League 2025/26 League Phase MD5Getty Images Sport

苦戦のリヴァプールにジェラード監督を?ファーディナンド「先日食事をしたときに…」

イングランド代表OBリオ・ファーディナンド氏は、リヴァプール新指揮官にかつてのチームメイトを推薦している。

昨季プレミアリーグ優勝を達成し、今夏には超大型補強を敢行したリヴァプール。しかし9月末から深刻な不振に苦しんでおり、リーグ戦直近8試合で6敗(2勝)を喫するなど急失速。首位アーセナルと9ポイント差の8位まで順位を落としている。こうした状況からアルネ・スロット監督への重圧は高まっており、ウェストハム戦(2-0)、サンダーランド戦、リーズ戦の結果次第では解任の可能性も一部で伝えられていた。

そうした中、ファーディナンド氏が自身のYoutubeチャンネルで現役時代にイングランド代表で共闘したチームメイトとのエピソードを明かした。

「先日、スティーブン・ジェラードと食事をしながら彼にこう言ったんだ。『いいか、君はもっと自分の武器を磨いておく必要がある』とね。『武器を磨いて準備しておけ。暫定監督として復帰するかもしれないんだから』と考えていたんだ」

「これからたくさんの試合が控えているし、スロットが万全のコンディションですべての試合を乗り切れるとは思えなかった。スタンドやファンからのプレッシャーが大きすぎて、決断を下す可能性もあるだろう」

「そういった状況で、スティーブン・ジェラードのような人物がいる。クラブのレジェンドであり、他のクラブでの経験を忘れさせてくれるようなね。クラブのレジェンドが復帰してチームを安定させようとするかもしれない。スティーブン・ジェラードが招聘されても、まったく驚きはないよ」

現役時代にリヴァプールで710試合に出場し、チャンピオンズリーグやUEFAカップ優勝を達成したジェラード氏。現役引退後は指導者の道へと進み、レンジャーズではスコティッシュ・プレミアシップ無敗優勝を達成している。しかしその後は、アストン・ヴィラとアル・イテファクを成績不振で解任されており、現在は無所属の状態が続いている。

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