サッカーニュースサイト『Goal』日本語版編集長を務める大川佑(たすく)に、驚きの理由でイタリアのミランサポーターから大量のメッセージが寄せられた。イタリア紙『コリエレ・デラ・セーラ』も5日、この件を大きく報じている。
ことの発端は、欧州サッカー連盟(UEFA)が27日、ミランに対し、ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)の規約に抵触したとして、UEFA主催の大会から2シーズン除外すると発表したことだ。これを受け、ミランはスポーツ仲裁裁判所(CASまたはTAS)に処分の撤回を求めて提訴。ミランサポーターもスポーツ仲裁裁判所に対しメッセージを送り、嘆願を行った。
ところがスポーツ仲裁裁判所へ届くはずのメッセージが、大川編集長のツイッターアカウントへ大量に寄せられている。大川編集長は、自身のニックネーム「タス」にちなんだアカウント「@tas」を使用しており、多くのミランサポーターがスポーツ仲裁裁判所(TAS)と勘違いし(あるいは確認するまでもなく)ツイートを寄せたようだ。
そこで、大川編集長は機転を利かせ、イタリアからの思わぬ大量メッセージにイタリア語で応答。「ミラニスタの皆さん、私の名前はタスク。愛称はタスです。@TASでツイートしないでください」と“返答”した。
するとこれがさらなる反響を呼び、イタリア主要紙でも話題が取り上げられた。「ミラン、サポーターがTASに大量のメッセージ。だが宛先は日本人だった」との見出しで伝え、「イタリアだけでなく世界中からタスク・オオカワに無数のメッセージが寄せられた」と綴っている。
また大川編集長についても紹介。「実は彼はスポーツ関係者で、『Goal』日本編集部の編集長だった」と付け加えている。イタリアでは間もなく同系列の動画配信サービス『Dazn』が開始されるため、さらなる話題となったようだ。
なお大川編集長には過去にも、同じようにスポーツ仲裁裁判所と勘違いしたアトレティコ・マドリーやペルーのサポーターからも、大量のツイートが寄せられたことがある。

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