FC東京がガンバ大阪との接戦を制して今季初の連勝を達成した。
立ち上がりから攻勢を強めるFC東京は、開始わずか2分、この日2トップの一角として出場した永井謙佑が右サイドを突破し、強烈なシュート。これは日本代表GK東口順昭が必死のセーブを見せたが、左にこぼれたボールを東慶悟が左足一閃。幸先良く先制点を奪った。12分には小川諒也のドンピシャFKを森重真人が頭で合わせて追加点。早い時間帯に理想すぎる2点目を獲得した。
2点を先取したものの、徐々にG大阪にボールを握られる展開に。39分に井出遥也の縦パスを受けたファン・ウィジョにシュートを浴びると、後半アディショナルタイムにその井出がPA内で倒されてG大阪にPKの判定。このPKをファン・ウィジョに決められ1点を返された。
試合後「2点を取ってから明らかに自分たちが緩くなっていた」と森重が振り返るように、ハマっていたプレスが徐々にズレはじめ、G大阪に決定機を作られる場面が増えてしまう。
長谷川健太監督も前半終盤に「少しトーンダウンしてしまった」とし、「前半は飛ばしたので、前半の最後に若干疲れが見えた」と振り返る。
するとFC東京は後半に入ると、息を吹き返したG大阪に追いつかれてしまう。58分に初瀬亮のクロスにファン・ウィジョが合わせて2-2。長谷川監督は「打ち合うなら打ち合うつもりでいた」と想定内の展開だったことを明かせば、森重も「このままズルズル負けるのが今までのFC東京だと思うが、みんなやるべきことは分かっていた」と冷静に勝ち越しゴールを狙った。
同点に追いつかれても怯まず攻撃的な姿勢を貫いたFC東京は、64分にディエゴ・オリヴェイラが待望の勝ち越し弾。後半終盤にG大阪の猛攻を受け、最後のセットプレーのセカンドでピンチを招いたが、富樫敬真が体を張って阻止。リードを守りきり、ホーム味スタで2連勝を手にした。
FC東京はこれで5試合を消化して2勝1分2敗。4月はミッドウィークにリーグ戦が開催されるのに加え、JリーグYBCルヴァンカップが控えるため8試合というタイトなスケジュールをこなしていかなければならない。「11人だけではなくて全員の力が連戦に必要であることを示せた」と森重。4月の連戦に向けて、控えを含めた総力戦で臨んでいく構えだ。
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