イングランドサッカー協会（FA）は、アーセナルに所属するエジプト代表MFモハメド・エルネニーのレッドカードを取り消した。
8日に行われたプレミアリーグ第33節でアーセナルはサウサンプトンと対戦。3-2で迎えた試合終了間際、サウサンプトンDFのセドリック・ソアレスの顔を叩いたとして主審はレッドカードを提示し、退場処分に。同選手にはニューカッスル・ユナイテッド戦、ウェスト・ハム戦、そしてマンチェスター・ユナイテッド戦の出場停止を科されていた。
試合後、アーセン・ヴェンゲル監督はこの判定について「エルネニーが退場になるなんて少しばかり驚いている。彼はフェアな選手で、攻撃的なことをしない。彼が相手選手の顔を触ったかどうかは私にはわからないが、仮にあったとしてもそれはきっと偶発的に起きたことだろう」と擁護していた。
そして10日、アーセナルからの異議申し立てを受けたFAは「モハメド・エルネニーは次の3試合に出場できる。独立調査委員会がサウサンプトン戦の同選手に対するレッドカードは間違った判定だったと認めた」と声明を発表している。
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