サガン鳥栖に所属するフェルナンド・トーレスが、1日に行われた明治安田生命J1リーグ第25節のFC東京戦後にコメントを残した。
前節に1ゴール2アシストを記録したF・トーレスはFC東京戦でも先発。随所に効果的なポストワークを見せると、56分には高橋義が入れたクロスに正面で合わせたが、惜しくもわずかに枠をはずれた。試合はゴールレスドローで終了している。
試合後、F・トーレスは「FC東京は良いチームだと思います。アウェーでのドロー、ポイントを獲得できて良かった」と、上位チーム相手とのアウェー戦で勝ち点を獲得できたことを評価した。
また、F・トーレスは、この試合の17分に主審への抗議でJリーグ初めてのイエローカードを受けた場面についても言及。自身が“戻りオフサイド”を取られたが、リスタートのポジションが自身の見解と異なっていたことから熱くなってしまったようだ。F・トーレスは「なぜオフサイドなのに私たちのエリアの中から相手がプレーを再開しようとしたのかが、ちょっと分からなかった」と間接FKでの再開場所をめぐるもので、認識の相違があったことを認めつつ、「試合しながらそういうこともある。大丈夫です」とコメント。判定を受け入れ、問題にしていないことを強調した。
また、先日に発表された日本代表に招集されたチームメイトの権田修一について問われたF・トーレスは「権田選手はすごくいい選手だと思う。たくさん素晴らしいセーブもしているので、彼のおかげで私たちも勝てている。今日みたいなドローにも貢献している。良いキーパー」と高評価。自身とチームの状態については「全体的に良くなっていると思います。攻撃面のコンビネーションは改善の余地がありますが、それも良くなってきている」と上り調子であることを強調し、ポジティブな見解を示した。
鳥栖は、15日に行われる次節で首位のサンフレッチェ広島をホームに迎える。インターナショナルブレーク後のF・トーレスの活躍にも期待がかかる。
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