欧州サッカー連盟（UEFA）から主催大会への参加停止処分を科されたミランは、スポーツ仲裁裁判所（CAS）へ訴え出ることを発表した。
UEFAは27日、ミランがクラブライセンス、ファイナンシャル・フェアプレー（FFP）規則に違反したとして、今後2シーズン（2018-19、2019-20シーズン）のUEFA主催大会への参加停止を発表。これにより、2018-19シーズンのヨーロッパリーグ（EL）出場権を獲得していた同クラブだが、ELに参加できないことが決まった。
なお出場停止が適用されるのは、2018-19か2019-2020シーズンの1つの大会のみ。つまり来季のEL出場権は剥奪されたが、新シーズンに欧州カップ戦出場権を獲得すれば翌シーズンの参加は可能になるようだ。
UEFAからの処分決定の一報を受け、ミランは同日中に公式ウェブサイトでこの決定を不服としてCASへ取り下げを求めるとの声明を発表している。
経営陣の問題も伝えられる中、CASはどのような判決を下すのだろうか。
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