「DFにとって難しいのは、メッシよりグリエズマン」スポルティング監督がアトレティコのエースを称賛

スポルティング・リスボンはヨーロッパリーグ準々決勝でアトレティコ・マドリーと激突

スポルティング・リスボンのジョルジェ・ジェズス監督が、アトレティコ・マドリーに所属するフランス代表FWアントワーヌ・グリエズマンを称賛している。

スポルティングはヨーロッパリーグ準々決勝でアトレティコと対戦する。今季チャンピオンズリーグのグループステージでバルセロナと対戦しているスポルティングにとって、欧州の大会で2度目のスペインのチームとの対戦になる。

スポルティングはその2試合で、バルセロナFWリオネル・メッシを無得点に抑えた。だがジェズス監督は、グリエズマンこそメッシ以上に厄介な選手だと語る。

「メッシとグリエズマンは、かなり違う。メッシはグリエズマンほど試合中にポジションを変えない。彼に対してはゾーンで守ればいい。だから、彼をマークするのは“簡単”だったよ」

「メッシはあまり動かないから、ディフェンスをオーガナイズできた。だが、グリエズマンはそうではない。ピッチ上を動き回るんだ」

また、移籍の噂が絶えないグリエズマン。ジェズス監督はフランス代表FWがどのクラブでも通用すると認めている。

「グリエズマンは、ヨーロッパのどのチームでもプレーできるだろう。彼はクラック（名手）だ。違いをつくる選手だから、彼に常に注意を払うようにする」