「CL制覇は国内2冠よりも輝く」クライファート氏が“クラシコ”前に両チームに言及

バルセロナOBはチャンピオンズリーグ制覇の重要性を強調した。

レアル・マドリーがチャンピオンズリーグ(CL)を制すれば、国内2冠のバルセロナよりも良いシーズンを送ったとパトリック・クライファート氏は考えているようだ。

今シーズン、バルセロナはコパ・デル・レイ制覇を成し遂げると、リーガ・エスパニョーラ優勝も早々と決め、国内2冠を達成。一方、ライバルのレアル・マドリーは、国内では低調な成績に終わるもCL準決勝でバイエルン・ミュンヘンを下して史上初のCL3連覇に王手をかけた。

アヤックス時代の1995年にCLタイトルを獲得した経験を持つクライファート氏は、メディアの前で「チャンピオンズリーグはクラブチームにとって最大のタイトルだ。もちろんダブルだって簡単ではないが、チャンピオンズリーグ制覇のほうがより輝く」と仮にレアル・マドリーがビッグイヤーを勝ち取ればバルセロナよりも成功したシーズンを送ったことになると語った。

また、6日に控える“クラシコ”でレアル・マドリーがリーグ優勝を決めたバルセロナに花道を作らないことに理解できないと語ったクライファート氏は「バルサはバルサで、マドリーはマドリーだ。一方はCL制覇に王手をかけ、もう一方はダブルを達成した」と大一番を控える両チームに言及。

続けて、両チームのスター選手について「（リオネル）メッシと（クリスティアーノ）ロナウドは異なる選手だが、2人とも高いレベルで、誰からも称賛されるべき選手だ。メッシは生まれながらにして素晴らしい才能を手にした。一方のC・ロナウドもそうだとは思うが、相当な努力の末にこのレベルまで辿り着いた選手だ」と話している。

ラ・リーガ