C大阪、ユン・ジョンファン監督の契約満了を発表…昨季はカップ戦2冠も

セレッソ大阪は19日、ユン・ジョンファン監督の来季以降の契約を更新しないことを発表した。

ユン・ジョンファン監督は現役時代、2000年から2002年までセレッソ大阪でプレー。監督となって以降も、古巣のサガン鳥栖を2011年から2014年まで率いると、2017年にC大阪の監督に就任した。

初年度から昇格クラブで、一時は首位を走るなど、見事な手腕を発揮。さらにはルヴァンカップで、川崎フロンターレを破り、クラブに初のJリーグタイトルをもたらし、シーズンのJリーグアウォーズ優秀監督にも選出された。さらに、天皇杯でも横浜F・マリノスを破り、43年ぶりの優勝に導いている。

しかし、今季はアジア・チャンピオンズリーグでグループステージ敗退に終わると、天皇杯でも4回戦敗退、ルヴァンカップは準々決勝敗退など、得意のカップ戦でも強さを発揮できず。

リーグ戦でも序盤は好調をキープしていたが、ロシア・ワールドカップの中断明けから7試合勝利から遠ざかるなど苦戦。シーズン終了まで残り2試合となり、8位となっていた。

ユン・ジョンファン監督自身のコメントは最終戦終了後に発表されると明かされている一方で、後任は決まっていない。