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C大阪が首位広島を粉砕!FW高木俊幸が采配に応える華麗な2発「流れを変えるのが自分の仕事」

20日に行われた明治安田生命J1リーグ第15節。首位・サンフレッチェ広島と4位・セレッソ大阪の上位直接対決は、終盤まで0-0の文字が刻まれていた。

上位対決らしい締まった試合。このまま得点は生まれず、タイムアップの笛を聞くかに思われた81分、C大阪はGKキム・ジンヒョンからのロングボールをヤン・ドンヒョンがバックヘッドでそらすと、高木俊幸が絶妙のタイミングで裏へ抜け出した。

「ボールが落ち着ききらなかった」ものの、体勢を上手く整えて最後は左足シュート。「思い切って打とうと思った」と自身が振り返る股抜きショットは、均衡を破る一撃だった。

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「自分が入って流れを変える。それが自分の仕事だった」と語る高木は、51分に清武弘嗣に代わってピッチに立った。58分に巧みなタッチで華麗に相手をかわしてラストパスを供給してチャンスを演出すれば、64分にも得意のドリブル突破で見せ場を作るなど、どことなくゴールの匂いがしていた。

そして、81分に高木の一撃で首位相手に先制点を奪ったC大阪はその3分後、試合を決定づける追加点をマークする。決めたのはまたもや高木だった。左からのクロスのこぼれ球をを胸で収めると、PA手前から豪快なミドルシュート。コースを突いたシュートは、広島GK林卓人も触れることができず。「1点目があったから、思い切って振れた」と振り返る高木の2点目でC大阪が広島の息の根を止めた。

ここ2試合で先発入りしていた高木だったが、広島戦はベンチスタート。それでも「たぶん早く出番はくると思うから準備しておいて」と試合前に尹晶煥監督から伝えられていた。「自分も気持ち的には準備できていて、監督にも出る前に『準備できているでしょ』と言葉をかけられたので、しっかり途中から出て仕事できて良かったなと思います」

今季、浦和レッズから加入し、日増しに存在感を発揮しつつある26歳アタッカーは、この勝利が非常に重要なものであると強調した。

「今日は特に首位を独走している相手で、『これ以上離されるわけにはいかないな』と思っていました。なので、しっかり勝ち点を積めれたのは良かった」

これで1試合消化が少ないながらも4位でW杯中断を迎えたC大阪。昨季二冠を成し遂げた大阪の雄が、悲願のリーグタイトル獲得へじわじわと上位陣にプレッシャーをかけ始めている。

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