ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドのユヴェントス移籍が11日にも発表される可能性があることが8日、『Goal』の取材により明らかになった。
今夏の移籍市場において、C・ロナウドのユヴェントス移籍の可能性が取りざたされ、話題となっている。C・ロナウドの所属先のレアル・マドリーにおいて10日に首脳陣による会議が予定されることから、この場において移籍が了承され、翌日にもユヴェントスの獲得発表に至るのではないかと見られている。
ただポルトガル代表FWの移籍金は1億ユーロ(約129億円)とされているが、フロレンティーノ・ペレス会長は金額の上乗せを要求していることが明らかになった。ユヴェントスは、C・ロナウドの代理人であるジョルジュ・メンデス氏がペレス会長と合意に至るのを見届けた上で、正式オファーを提示する見込みとなっており、金額は1億5000万ユーロ(約195億円)にのぼるようだ。
さらにペレス会長は、C・ロナウド自身が移籍に関して責任を負い、ファンに対して直接、移籍の意思とその動機を明らかにするよう求めている。33歳のスーパースターは別れのメッセージを文書で綴ることを希望しているが、ペレス会長は不十分であると考えており、両者の間で若干の開きがみられる。2014年にシャビ・アロンソがバイエルン・ミュンヘンへ移籍した際には、本人が移籍を希望していることを公に明らかにしたことで、移籍金が低めに抑えられた例があり、ユヴェントスは、C・ロナウドとレアル・マドリーによる交渉の行方を静観するようだ。
また『コリエレ・デロ・スポルト』では、C・ロナウドがイタリア出身の恩師カルロ・アンチェロッティに電話をし、ユヴェントス指揮官マッシミリアーノ・アッレグリについて情報を求めたとの報道もある。移籍を巡る今後の動向は注目されるところだ。

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