JFA（日本サッカー協会）は7日、キリンチャレンジカップ2018に臨む日本代表のメンバーを発表した。
U-21日本代表と兼任する森保一監督は、A代表のスタッフにアンダー世代のコーチを数名入閣させている。その意図を問われると、「融合を進めるため」と語っている。
「まずはコーチのスタッフ編成についてですが、これからずっとこのような形になるかはわからないです。暫定ということでこの2つの活動をするにあたって、各世代の神山ジャパン、守山ジャパンのコーチに加わって頂き、活動していきたい。その活動で我々がやっていることを各世代のコーチに経験してもらうことで、影山ジャパン、守山ジャパンに戻った時に共通認識を持ってもらえると思います。すべてのチームがコピーしたものではないですが、どの世代も日本代表として誇りを持って、やってもらいたい。選手だけではなく、スタッフも共通認識を図ることで融合を進めていきたいと思います」
また、今回のA代表の選考では「難しさを感じている」と述べている。
「選手選考で難しかったことは、今回もフィールドプレイヤー20人、GK3人ですが、もっと多くの選手を読んで活動できればと思いました。日本代表を目指している選手、力になりたいと思ってくれている選手を招集できないのに難しさを感じています。融合する上で、A代表の選手が年齢的にU-21でなければ、今回もスライドすることはできません。東京五輪世代の選手をどうやって引き上げて経験してもらうかは、彼らの力を見つつ、どういう環境作りをしたらいいかは、兼任監督として私だけじゃなく、コーチスタッフと何がベストかやっていく難しさはあります」
なお、日本代表は16日に大分スポーツ公園総合競技場でベネズエラ代表と、20日に豊田スタジアムでキルギス代表と対戦する。
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