80分間スコアレス…トルコがスコットランドとのPK戦を制し3位へ／トゥーロン国際3位決定戦

80分間を戦って無得点に終わった両者の決着はPK戦に委ねられることに…。

■トゥーロン国際スコットランド 0-0(PK5-3) トルコ

現地時間9日、第46回トゥーロン国際大会2018の3位決定戦が行われ、スコットランドとトルコの一戦はスコアレスのまま迎えたPK戦を5人全員が成功させたトルコが制した。

3位決定戦ということもあり、準決勝からメンバーを入れ替えた両チーム。グループリーグで日本を下し、首位通過を果たしていたトルコが立ち上がりから主導権を握る。

16分、ロングパスに抜け出したアリシがGKとの1対1を迎えるも、ここはGKが体を張ってブロック。さらに、こぼれ球をつないで右サイドからのクロスにカンカヤが飛び込むも、わずかに合わず。前半はトルコがペースを握りながらも、互いに無得点のまま後半へ。

後半、前半守勢に回っていたスコットランドが盛り返し、トルコ陣内でのプレー時間を増やしていく。互いに決め手を欠く状況の中、トルコは52分、日本戦で2ゴールを挙げたアクチャイを投入する。

しかし、そのアクチャイは59分、ペナルティーエリア内に進入したセント・クレアを倒してしまい、PKを与えてしまう。いよいよ均衡が破られるかと思われたが、このPKを自ら蹴ったセント・クレアのシュートはGKアルタイがファインセーブ。ここでもゴールは生まれない。

結局、80分間（トゥーロン国際大会は40分ハーフ）でゴールは生まれず、勝負はPK戦へ委ねられることに。先攻のトルコが全員成功したのに対し、スコットランドは3人目のキッカーが失敗。5-3でPK戦を制したトルコが3位となった。