現地時間21日、スポルティングはオランダ人FWバス・ドストとの契約を2023年まで延長したことを発表した。
スポルティングと言えば今年5月、チームの不甲斐ない成績に怒ったファンがトレーニング場になだれ込み、ドストを含め選手やチームスタッフへの暴行事件を起こした。
この一件に加え、選手とチーム首脳陣の対立構造も浮き彫りとなり、GKルイ・パトリシオ(ウォルヴァーハンプトン)やウィリアム・カルバーリョ(ベティス)、ダニエル・ポデンス(オリンピアコス)、トビアス・フィゲイレド(ノッティンガム・フォレスト)など、中心選手が今夏の移籍市場でチームから去っている。
自身もフーリガンの襲撃で頭部を負傷したドストだったが、そんな状況下でなぜスポルティングと契約延長を締結したのか、地元メディア『A Bola』で次のように述べている。
「これまで数多くの悪い出来事が起こった。それでも、ここが自分にとって大切な居場所だと思ったんだ」
「移籍するかどうか、自分も考えたよ。だけどその結論は“移籍しなくていいだろう”というものだった。ここでは自分を応援してくれたファンもいるし、その人たちのために自分ができることをしたいんだ」
1989年生まれ、現在29歳のドストは地元オランダのヘラクレスで評価を高め、ヘーレンフェーンで11-12シーズンにリーグ戦32ゴールを記録し、ヴォルフスブルクへ新天地を求めた。だが、ヴォルフスブルクでは4シーズンを通して十分に結果を残せず、2016年にスポルティングへ加入。ポルトガルリーグでは2度のシーズンで34ゴール、27ゴールと得点を量産し、2年間でリーグ戦61試合61ゴールのハイアベレージを残していた。
主力が大量に離脱し、新シーズン開幕を前に大幅な戦力低下が懸念されているスポルティング。クラブへの忠誠を誓ったドストは、名門を復活に導けるのだろうか。
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