ジェイミー・ヴァーティとギャリー・ケイヒルがイングランド代表から引退することが分かった。
2016年にギャレス・サウスゲート監督がイングランド代表に就任して以降、常時招集されていたヴァーディとケイヒル。ロシア・ワールドカップで28年ぶりとなるベスト4進出を経験した両選手だが、このワールドカップが“スリー・ライオンズ”での最後の戦いになるようだ。
レスター・シティのエースとしても活躍するヴァーディは、イギリス『ガーディアン』で「このことはしばらくの間僕の頭にあった。もう若くない。チームは若々しさを取り戻して、国外でのワールドカップで最高位に並ぶ準決勝まで進んだ。だから、能力のある若手を連れてきて、彼らの育成を始めることが代表にとって最善だと思うとギャレスに伝えた」と代表でのキャリアに幕を閉じると話した。
一方、2010年からイングランド代表としてプレーするケイヒルも『チェルシーTV』で代表から退くことを示唆した。「代表から距離を置く時だと思う。こうするには適したタイミングだと感じている。60試合以上を通じて積み上げたことを誇りに思うし、数試合でキャプテンを務められたことは名誉だった。このキャリアに本当に満足している。今は若手に席を譲る完璧なタイミングだ」
すでにこの決断をサウスゲート監督に伝えたとされる両選手だが、代表でのキャリアに完全に扉を閉ざすことをせず、負傷者が続出した時など予期せぬ事態が起きた際には招集を受ける考えも伝えたようだ。
2015年に代表デビューを飾ったヴァーディはイングランド代表として26キャップを刻み、7ゴールを記録。一方のケイヒルは代表で61キャップを誇り、5ゴールをマークした。
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