28年ぶりのスクデットへ…決勝弾のナポリDFクリバリ「選手、スタッフを信じている」

ユヴェントスとの直接対決で勝利し、差を1ポイントまで縮めたナポリ。セリエA優勝へ向け、決勝弾のクリバリは自信を見せた。

ナポリは22日、セリエA第34節でユヴェントス相手に1－0と勝利した。試合後、決勝弾のDFカリドゥ・クリバリは、勝利を喜びつつファンへの感謝を示している。

4ポイント差で追う首位ユヴェントスとの大一番で、ナポリは積極的に攻撃を仕掛けていく。しかし、強固なブロックを組むユヴェントス守備陣を崩すには至らず、試合は終了かと思われた。

しかし90分にドラマが待っていた。カジェホンのCKにクリバリが頭で合わせる。セネガル代表DFの強烈なヘッドがネットに突き刺さり、ナポリがこの劇的決勝弾で勝利を挙げた。

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値千金の決勝弾を挙げたクリばりは、試合後『メディアセット・プレミアム』のインタビューに応じ、ファンへの感謝を述べた。

「とても難しく、重要な一戦になるのはわかっていたよ。勝利のためにすべてを捧げ、勝つことができた。自分たちを誇りに思う。そしてここ数日間、ナポリの街は僕らを勇気づけてくれた。空港まで来てくれるファンを見ると、幸せになれるよ。彼らに感謝したい。」

次の試合

「ユヴェントスはとても強いチームだけど、ナポリは彼らと戦うことが出来ると証明した。チームは常にスクデットを信じているし、数字的に可能性がある限りは戦い続ける。差は1ポイントだ。最後まですべての試合で勝利したい」

そして、優勝へ向けて意気込んでいる。

「このスタジアムではいつも負けていたけど、本当に幸せだよ。だけど、まだシーズンは終わっていない。さらに必要ならば、それを続けるだけだ。僕らは、自分自身、チームのスタイル、選手、スタッフを信じているよ。今夜それを証明した」

首位ユヴェントスとの差を1ポイントまで縮めたナポリ。ディエゴ・マラドーナ氏が活躍した1989-90シーズン以来、28年ぶりの悲願の優勝へ向け、チームの士気は高いようだ。