22年間の感謝を込めて…ヴェンゲル「人生の大切な一部でいてくれてありがとう」

アーセナル指揮官はこれからもアーセナルのファンだと語った。

アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、ホーム最終戦でファンに向けて別れのメッセージを送った。

6日に行われたプレミアリーグ第37節でアーセナルはホームでバーンリーと対戦。4月に退任を発表したヴェンゲル監督にとってのホーム最終戦では、圧巻のゴールラッシュをみせて5－0と大勝した。

試合後には、選手やクラブのレジェンド、関係者、そして大勢のサポーターが見守る中、22年間クラブを率いた指揮官のためのセレモニーが開催。自身が建設に大きく携わった「エミレーツ・スタジアム」のピッチで、スピーチを行っている。

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冒頭で、脳出血で現在治療を受けているアレックス・ファーガソン氏へのエールを送った偉大な指揮官は、サポーターへ感謝している。

「これだけ長い間クラブにいられたことに感謝している。簡単なことではないとわかっているよ。私は君たちと同じだ。アーセナルのファンだよ」

次の試合

「これはフットボールを見るという意味だけではない。人生の方法なんだ。このクラブをとても特別な存在にしてくれたみんなに感謝したい」

そして、引き続き選手たちやクラブへのサポートを求め、お別れの言葉を述べている。

「私が去った後も選手やスタッフをサポートして欲しい。このグループの選手たちは、ピッチ内外で特別な才能を持っている。お願いだ。このチームを来シーズンもサポートして欲しい。彼らはそれに相応しいからね」

「最後に簡単な一言で締めくくりたい。寂しくなるね。人生の大切な一部でいてくれてありがとう。すぐまた会えることを祈っているよ」

なお、この勝利でアーセナルは6位フィニッシュが確定。来季ヨーロッパリーグ・ストレートインが決まった。

アーセナルの今シーズンは残り2試合。9日にレスター・シティと対戦した後、12日の敵地でのハダースフィールド戦が、22年間クラブを率いてきた指揮官のアーセナル最後の試合となる。