プレミアリーグ第14節が4日に行われ、マンチェスター・ユナイテッドはウェストハムをホームに迎え撃った。
クリスタル・パレスとの敵地戦を逆転勝利で飾り、ホームに帰還のマンチェスターU。今節はメンバー外のマタイス・デ・リフトに代わって3バックの一角にエイデン・ヘヴンが入ったほか、戦列復帰のマテウス・クーニャ、ヌサイル・マズラウィもスタートから出場した。
入りこそ自陣で守備に走らされたマンチェスター・Uだが、次第に押し返す流れに持っていき、28分にザークツィー、クーニャ、ブルーノ・フェルナンデスと連続でフィニッシュに持ち込むシーンも。その後も攻め立てたが、最後の精度も足りず、0-0で折り返す。
それでも、後半もマンチェスター・Uペースが続き、ついに均衡を破れる。58分、ボックス右で仕掛けたアマド・ディアロが相手を引き寄せ、バイタルエリア右からカゼミーロがシュートを放つと、コースにいたディオゴ・ダロトが冷静なトラップから右足で叩き込んだ。
ようやくリードを奪ったマンチェスター・Uはメイソン・マウントらの投入で次のゴールを狙いにいく姿勢を打ち出しながら試合を終わらせにかかるが、守りきれず。84分の右CKからジャロッド・ボーウェンがヘディングシュートに持ち込むと、マズラウィのクリアをスングトゥ・マガサが蹴り込み、ウェストハムが追いついた。
突き放しにかかったマンチェスター・Uだが、チャンスを作りながら仕留めきれないシーンが続き、1-1のドロー。今節を勝てれば4位のチェルシーに勝ち点で並べたが、勝ち点1止まりに終わり、2連勝を逃した。



