Jリーグは10月25日に行われた理事会で、石原克哉氏、加地亮氏、坂田大輔氏、土屋征夫氏、羽生直剛氏の5名をJリーグ功労選手賞として表彰すること決定した。両氏は12月18日に横浜アリーナで開催されるJリーグアウォーズで表彰される。
山梨県韮崎市生まれの石原氏は、順天堂大を卒業し2001年、当時J2のヴァンフォーレ甲府に加入。以後17年間、クラブの経営危機にも直面し、3度のJ1昇格と3度の降格を経験、甲府一筋にプレーしてきた。まさに「ミスター・ヴァンフォーレ」として多くのファン・サポーターに愛されてきた。17年限りで現役を引退し、今は甲府のアンバサダーを務めている。総出場試合数は516 試合34得点。
加地亮氏は滝川第二高からセレッソ大阪に加入、大分トリニータへの期限付き移籍を経て02年にFC東京に完全移籍。4シーズンを過ごした後、ガンバ大阪にプレーの場を移し、ACL・天皇杯制覇に貢献した。14年途中に米国のチーヴァスUSA、15年にファジアーノ岡山に移籍し、17年限りで現役を引退。日本代表としては、03年にA代表に初選出されるとジーコジャパンの中心選手として活躍した。日本代表国際Aマッチ 64試合出場 2得点。現在は「カフェ店員」の傍ら解説者としても活躍している。総出場試合数 680 試合14得点。
坂田大輔氏は横浜フリューゲルス、横浜F・マリノスの育成組織から横浜FMのトップチームに昇格。以後、10シーズンを横浜FMで過ごし、03年、04年のJ1連覇に貢献した。11年ギリシャ・スーパーリーグのアリスF.C、FC東京を経て、翌12年にアビスパ福岡にプレーの場を移した。福岡で6シーズンを過ごしたのち17年限りで契約を満了。その後移籍先を探すも見つからず、今年の3月に現役引退を発表していた。総出場試合数 563試合95得点。
「バウル」の愛称で知られる土屋征夫氏は、高校卒業後ブラジルにサッカー留学し、ノロエスチ、インテルナシオナル、バフェットスを経てヴェルディ川崎に加入。以後、ヴィッセル神戸、柏レイソル、大宮アルディージャ、東京ヴェルディ、甲府、京都サンガF.C.でプレーした。リーダーシップある屈強なセンターバックとして、各チームで守備の要として活躍。18年、44歳となった今も関東1部リーグの東京23FCで現役を続けている。総出場試合数 583 試合35得点。
羽生直剛氏は八千代高から筑波大を経て02年、地元千葉のジェフユナイテッド市原(現千葉)に加入。03年に就任したイビチャ・オシム監督の薫陶を受け、06年にはA代表選出。08年にFC東京に移籍、甲府への期限付き移籍を経てFC東京に復帰、3シーズンを過ごした。17年には古巣千葉に復帰するも、同年限りで現役を引退。18年からFC東京の強化部でスカウトを務めている。総出場試合数 524 試合41得点。
Jリーグ功労選手賞は現役時代にJリーグやリーグカップ、天皇杯に400試合以上出場、日本代表、国際試合への出場を含め500試合以上に出場した選手が対象となるもので、今回受賞の5名はその条件を満たしている。
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