ロシア・ワールドカップはフランスが優勝し、レアル・マドリーはチャンピオンズリーグ3連覇を達成した。このエキサイティングな1年の締めくくり、この年を戦ったビッグネームが『Goal 50』では表彰されている。
多くのスター選手がクラブや国の代表で輝きを放ち、特にワールドカップはトッププレーヤーたちのショーケースともなった。だがこうして輝く星たちの一方で、数名のビッグネームは、クラブや代表で成果をあげられず、苦しんでいたことも忘れてはならない。
今年の『Goal 50』の勝者は、ノミネートされた49名とともに11月13日火曜日に発表される。だが確かな実力と名声を持ちながら、その50名から漏れた選手たちを紹介していくこととしよう。
アレクシス・サンチェス ― マンチェスター・ユナイテッド / チリ代表
2017-18シーズンはアーセナルでフラストレーションのたまるスタートを切り、ヘンリク・ムヒタリアンとトレードする形で1月にマンチェスター・ユナイテッドへと移籍した。しかしオールド・トラッフォードで最高額の選手となって以来、彼が示した唯一の印象的なパフォーマンスは、彼の加入発表動画の中で見せた弾き語りだろう。彼はチリ代表が本戦出場を逃したことで、W杯でのプレーすることはかなわなかった。そのためゆっくりと夏を過ごしたはずだったが、今季もユナイテッドで低調なパフォーマンスに終始している。
アルバロ・モラタ ― チェルシー / スペイン代表
Gettyジエゴ・コスタの代役としてチェルシーに6,000万ポンドもの大金でやってきた男は、17-18シーズンの前半戦、プレミアリーグで10ゴールを挙げた。しかしその後は1ゴールを積み上げただけで、冬の移籍ウィンドーで加入したオリヴィエ・ジルーの影に隠れてしまった。モラタのゴール前での不調ぶりはワールドカップに出場したスペイン代表でも見られた。コスタは嗅覚を取り戻してゴールを積み上げていただけに、多くのチェルシーファンは彼に苛立ちを募らせた。
ジェローム・ボアテング ― バイエルン・ミュンヘン / ドイツ代表

チャンピオンズリーグ準決勝レアル・マドリー戦に臨んだバイエルン・ミュンヘンでスターティングメンバーだったこのセンターバックは、十分にフィットしていなかった。案の定、序盤のうちに負傷交代し、当時の指揮官ユップ・ハインケスは早々にゲームプランを変えざるを得なくなった。その結果バイエルンは白い巨人の前に敗退。ボアテングはワールドカップで復帰したものの、ドイツ代表は1938年以来となるグループステージ敗退という最悪の結果に終わった。
レオナルド・ボヌッチ ― ACミラン(当時) / イタリア代表
AFPイタリアはW杯出場を逃した。それはつまり、この夏ボヌッチには長い休みが与えられたということだ。ユヴェントスからACミランに移籍してからの1年、以前のクラブがあらゆるトロフィーを獲得していくのをただ見ることしかできなかった彼にとっては必要な休養だった。17-18シーズンの前半、彼がミランで見せたパフォーマンスは低調そのものだった。年明けからいくらか調子は上向いたが、彼がファンの心をつかむことはなかった。散々な1年を過ごしたのち、ゴンサロ・イグアイン獲得取引の一部として、古巣ユヴェントスへと戻っていった。
ウスマン・デンベレ ― バルセロナ / フランス代表
Getty Imagesウスマヌ・デンベレはW杯優勝メンバーだ。だが、チームが決勝へ勝ち進む中でフランス代表の躍進に彼が貢献できたことはほとんどなかった。バルセロナがラ・リーガ優勝を果たしたためトロフィーを持ち帰ることができたが、ボルシア・ドルトムントに支払った1億500万ユーロという移籍金に見合うプレーはほとんど見せられず。シーズンを通して不安定さを露呈するだけだった。
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