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20年ぶりW杯4強のクロアチア、指揮官は感極まる「普段泣くことはないんだが…」

クロアチアは7日、ロシア・ワールドカップ準々決勝でロシアをPK戦の末下し、準決勝進出を決めた。ズラトコ・ダリッチ監督は、準決勝進出を喜んだ。

地元ファンの大歓声を受ける開催国ロシアと対戦したクロアチア。延長前半に逆転打を奪うも、後半に追いつかれて勝敗はPK戦に委ねられる。足を痛めていた守護神ダニエル・スバシッチだが、1人目をセーブすると、1つリードで迎えた5人目でイヴァン・ラキティッチが確実に沈め、2試合連続となったPK戦を制した。

試合後、ダリッチ監督は会見で相手を称えつつ、準決勝進出を喜んだ。

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「私達のチーム、そしてよく戦ったロシアにもおめでとうと言いたい。美しい試合ではなかったかもしれないが、準決勝を懸けた闘いだった。我々は幸運だったよ」

「試合を通じて集中し続けていたが、ラキティッチのペナルティの後には爆発したね。本当に安堵している。自分たちだけではなく、クロアチア国民も幸せにできた。普段泣くことはないが、今はちょうどよい理由があるね。クロアチアは準決勝に来た。偉大な成功であり、素晴らしい成果だ」

「もちろん、イングランド戦にも力は残っているよ。止まりたくはない。ベストゲームを試みるよ。この2試合を経て、本当にモチベーションにあふれているんだ。すべてを懸ける。自分たちを信じているし、我々には信念がある」

20年ぶりの準決勝進出を決めたクロアチアは、同国史上初の決勝進出を懸けてイングランドと激突する。