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2年前からW杯を経て成長を実感する昌子源、雪辱のレアル・マドリー戦へ「ビビっていたらしょうがない」

鹿島アントラーズのDF昌子源がグアダラハラ戦を振り返り、レアル・マドリー戦への意気込みを口にした。

鹿島は15日、クラブワールドカップ準々決勝で北中米カリブ王者のグアダラハラと対戦。開始3分に先制を許したものの、後半に永木亮太、セルジーニョ、安部裕葵のゴールで持ち直し、最終的に3-2で逆転勝利を収めた。

2年前、開催国代表として同大会に出場した昌子は、自身の成長を感じているようで、「2年前は感じることができなかったですけど、この試合では前半の修正点を試合中に考えることができました」とコメント。今夏のロシア・ワールドカップ(W杯)など経験を積み重ね、より冷静にプレーできていること実感している様子だった。

試合の鍵となったのはハーフタイム中の選手間のコミュニケーションだったという。昌子は「前半に感じたものをハーフタイム中にみんなが伝え合っていた。相手の体力も後半落ちてきて、全員で修正できました」とチームとして方向性を統一できたことも強調した。

アジア王者となり再びレアル・マドリーへの挑戦権を得た鹿島。昌子は「2年前は、レアル・マドリーと試合ができて嬉しいという感じだった。今回は勝ちたいと思っている。相手も2年前のことを覚えているはず。今回は引き締めて試合に入ってくると思う」と、善戦したものの延長戦の末に2-4と敗れた前回対戦とは相手の試合への臨み方も異なると見解し、苦戦を予想。

そして、最後に「ここには勝ちに来た。相手がどんな選手だろうとビビっていたらしょうがない」と語った昌子。W杯の経験を経て大きく成長したディフェンスリーダーは2年前の雪辱を果たす準備ができている。

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