齋藤学、苦しみ続けて今季初ゴール「今日がラストチャンスだと思っていた」

川崎フロンターレの齋藤学が、今季初ゴールを挙げて喜びを口にした。

川崎は20日、明治安田生命J1リーグ第30節でヴィッセル神戸と対戦。一時は1-3とリードされる厳しい展開となったが、後半に猛攻を仕掛ける。65分には齋藤の見事な左足による同点弾が決まり、その後大島僚太とエウシーニョも追加点を挙げ、5-3で勝利した。

齋藤は「チームとしてすごく大きな勝利」としつつ、「個人的には今日がラストチャンスだと思って試合に臨んだので、結果を残せてよかったです」と語る。

ゴールとその後、ベンチの選手と喜びあったセレブレーションは以下のように振り返った。

「覚えていないけど、自分の形だったので、前向きに仕掛けられたかなと思います。出れない時間をすごく一緒に共有している選手もいるので、フロンターレの一丸となっている姿を見せたかったです。一緒に喜んでくれてよかったです」

一方で、「でもまだまだ。もっとできると思うので、もっとできる姿を見せたいなと」と意気込む。シーズンは残り4試合。齋藤は「今日も皆さんの声援が大きな力になりました。ラスト4試合一緒に戦いましょう」とサポーターへ呼びかけた。