2日のロシア・ワールドカップ決勝トーナメント1回戦、日本はベルギー戦で2−3の逆転負けを喫した。『Goal』イタリア編集部は、日本の2得点目を決めたMF乾貴士に最高評価を与えた。
ベスト16に進出した日本は2日、ベルギーと対戦。MF原口元気と乾によるスーパーゴールで先制しながら、2-3で逆転負けを喫し、悲願のベスト8進出を逃した。だが『Goal』の現地記者パオロ・カメッダは、日本代表選手に対し、概ね及第点の評価を与えている。
チーム内最高評価となる「7.5」を与えられたのは、乾。「魔法のような弾道で、日本の暫定2-0のゴールを決めた。素晴らしいクオリティでプレーしていた」と称賛されている。しかし、「終盤、チーム全体とともにパフォーマンスが下がった」との指摘もある。
続いてMF香川真司およびDF吉田麻也が「7」の高評価を得ている。香川については、「日本で最も安定した選手は、埃を払い落して実力を見せ、トップ下において、ベルギーを重大な窮地に陥れた」と綴り、攻撃面において脅威となったことを評価した。吉田については、「日本守備陣の砦であることを証明。高いレベルのクリアを何度か見せた」と述べ、ベルギーの攻撃を未然に防いだことを高評価の根拠に挙げた。
一方、チーム内最低評価を受けたのは、DF酒井宏樹で「5」と落第点が与えられている。「試合の重要局面において、彼のサイドが日本の守備の弱点であることを証明してしまった」と綴られている。
なお『メディアセット』も、乾および香川にチーム内最高となる「7」の評価を下した。最低点は、酒井宏、MF本田圭佑、FW大迫勇也だが、「6」の評価を受けており、全員が及第点となった。
『Goal』イタリア編集部パオロ・カメッダ記者の日本代表の採点は、以下の通り。
GK
1 川島永嗣 6点
DF
5 長友佑都 6.5点
19 酒井宏樹 5点
3 昌子源 6.5点
22 吉田麻也 7点
MF
7 柴崎岳 6.5点
16 山口蛍 5.5点
8 原口元気 6.5点
4 本田圭佑 5.5点
10 香川真司 7点
14 乾貴士 7.5点
17 長谷部誠 6点
FW
15 大迫勇也 6点
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