香川真司が明かすイニエスタへの憧れ「交換したシャツは宝物。一緒にプレーしたかった」

ドルトムントMF香川真司が、スペイン最大手紙『マルカ』のインタビューに応じた。

24日にはチャンピオンズリーグでアトレティコ・マドリーと対戦し、4-0と勝利したドルトムント。香川は残念ながらベンチ外となったが、ディエゴ・シメオネ監督の印象について問われると、欧州サッカーの日本での浸透度について明かした。

「日本では、ヨーロッパのサッカーはあまり注目されていない。海外の試合を見る習慣はないので、これがチョロ（シメオネ監督の愛称）があまり知られていない理由だと思う。これは一般的な話であって、サッカーに関わる人はみんな知っているよ」

また、アトレティコFWアントワーヌ・グリーズマンはバロンドール受賞にふさわしいかと問われ、「そうだね。ワールドカップも優勝したし、いつも点を取っている。他に何ができる？」と返答している。

これまでのキャリアで数多くのスペイン人選手とプレーしてきた香川は、「スペインのサッカーは日本にも大きな影響を与えている」と話した。

「スペイン人選手は大好きだ。キャラクターもゲーム中の創造性も好きだね。アンドレス・イニエスタとシャビは日本でお手本とされているし、みんな彼らのように技術と創造性をリンクさせたいと思っている。スペインのサッカーは日本に大きな影響を及ぼしているよ。僕も若い頃、見て学んでいた」

そして、自身のアイドルはヴィッセル神戸MFイニエスタだと明かしている。

「イニエスタはアイドルだ。彼と一緒にプレーしたかった。（マンチェスター）ユナイテッド時代に対戦し、シャツを交換した。宝物の一つだね。今は僕が生まれた神戸でプレーしている」

「それは本当に嬉しいことだね。彼が僕の故郷でプレーしているのは誇りに思う。アンドレスは日本サッカーに大きな影響を与える。誰もが尊敬し、彼のようになりたいと思っているよ」

そして、「休暇でバルセロナに行った。料理、人々、気候……すべてが好きだね。美しい国であり、いつかラ・リーガでプレーしたい」と語っている。