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「香川らが前線でスペクタクルを演出しても…」独誌は日本の攻撃陣を高評価も”福袋”と形容

ドイツ誌『キッカー』は、ロシア・ワールドカップ(W杯)に向けて出場する各代表チームを紹介。日本代表は記事で「ワンダーバッグ」と日本における「福袋」に近い意味の言葉で形容され、予想し難いチームと見られているようだ。

ドイツのサッカーファンにとっても、長谷部誠(フランクフルト)や香川真司(ボルシア・ドルトムント),武藤嘉紀(マインツ)らとブンデスリーガ1部・2部の選手が7人プレーする日本代表は、お馴染みの顔ぶれがそろうチーム。『キッカー』は、ヴァイッド・ハリルホジッチ前監督の後任となった西野朗監督は、23人のメンバー選出にあたって、経験を重視する格好で合計1035キャップを誇る平均年齢28.2歳の選手たち選んだことなどを紹介している。

しかし、西野体制の下で迎えた最初の国際親善試合2戦、いずれも0-2で落としたガーナ戦とスイス戦では、そんな経験豊富なチームは「まったく機能しなかった」と辛口評価。その一方で、W杯前最後となったパラグアイ戦では西野監督はメンバーやシステムを大きく変えたことで、ようやく結果を出せたことを指摘。4-2で日本が勝利を収めたこの一戦について以下のようにまとめている。

以下に続く

「彼(西野監督)は守備を再建しただけではなく、かなり攻撃的なフォーメーションをピッチに送り込み、そのなかで例えば武藤を不慣れの右ウィングに配置している。また元フランクフルトのタカシ・イヌイ(今夏ベティスに移籍)とカガワといったかつて同僚として相手に恐怖を与えたコンビ(過去にともにセレッソ大阪でプレー)がとりわけ際立っていた。2人は日本の4ゴール中3ゴールを記録したのだ」

同誌の記者はパラグアイ戦の内容を受け、「火曜日にコロンビアとの初戦に臨む際、ニシノが再びこの”武器”を起用することは十分考えられる」と2列目においては同じメンバーが先発することを予想。さらに「難しいグループを勝ち抜き、決勝ラウンドへの進出に成功する希望が少しばかりか膨らんだと言える」とチームが勝利したことにより自信を得たとも考えるようだ。

だがそれでも日本に対する評価は「ワンダーバッグ」、開けてみなければどんなお菓子が入っているのかわからない袋とのこと。ドイツ人記者曰く、「おそらく日本の運命を左右するのは守備」と指摘。「ニッポンが後方に安定性を持ち入れることができなければ、カガワらが前線で最大級のスペクタクルを演出しても、大きな意味をなさない」と記事を締めくくった。

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