韓国紙、日本代表に劇的逆転勝ちのベルギーを絶賛「これぞ勝者のメンタリティ」「強豪の底力」

ロシア・ワールドカップ決勝トーナメント1回戦でベルギーに敗れた日本代表。韓国メディアも日本の逆転負けについて大きく報道している。

ロシア・ワールドカップ決勝トーナメント1回戦でベルギー代表は日本代表に3-2と逆転勝ちを収めてベスト8入りを果たした。韓国メディアは、0-2から大逆転で勝利したベルギーは「伏兵ではなく優勝候補」であると伝えている。

日本は後半に原口元気が先制点を奪うと、その後すぐに乾貴士が無回転ミドルを決めて早々2点のリードを奪った。これを受けてベルギーのロベルト・マルティネス監督は、マルアン・フェライニ、ナセル・シャドリを投入。すると、この起用法が当たり、その後一挙3ゴールを奪い、逆転勝ちを収めた。

韓国の『スポーツソウル』は、ベルギーの戦いぶりについて「危機の中でも何とか勝利する。まさに強豪だ」と惜しみない称賛の言葉を送った。

さらに「一発勝負で行われるワールドカップの決勝トーナメントで2点のリードを覆し事例は多くなかった」と伝えつつも、「彼らは2016年9月から一度もAマッチで敗れていなかった。ベルギーには日本にない勝者のメンタリティがあった」と評価した。

日本については「全体的に良い試合をしたが、力不足で大逆転劇の犠牲になった。伝統的に高さと強さを前面に押し出してくるチームに苦戦した。その弱点が再び現れる試合となった」と、敗因を述べている。

日本に勝利したベルギーは、日本時間の6日の27時よりブラジルとベスト4進出を懸けて激突する。