韓国前監督のドイツ人指揮官、同国代表の現状に激しい指摘「2人のスター選手では不十分」

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27日、グループF第3節でドイツとの決戦に臨む韓国。韓国の敗退を予想するシュティーリケ氏は、同国代表の課題に言及。

韓国代表はロシア・ワールドカップ(W杯)グループFで初戦のスウェーデン戦を0-1で落とすと、続くメキシコ戦も1-2で敗北。昨年6月まで同国の代表を率いていたドイツ人指揮官のウリ・シュティーリケ氏は、韓国が最終節でドイツを下す可能性は低いと考えているようだ。

2014年9月に韓国代表の監督に就任したシュティーリケ氏だが、W杯アジア予選で中国やカタールに敗れるなど安定した結果を出せず、最終的には解任されることに。ドイツ誌『キッカー』では、27日にドイツとの対戦を控える韓国での経験を振り返り、次のように述べた。

「2002年、2002年、2002年…。もう聞いてられなかったね。ほとんどの人たちが今でもその年を思い浮かべるばかり。だが、過去を懐かしむことではいつまでも前に進むことはできない。フース・ヒディンクは日本と韓国で開催されたW杯ではメンバーたちを数カ月前から自分の下に置くことができ、まるでクラブチームのようなグループで4位にまで突き進むというセンセーションを起こした。それが現在もすべての基準になっており、感覚を麻痺させている」

シュティーリケ氏はまた監督交代の頻度に苦言を呈する。

「韓国は9大会連続でW杯に出場している。それは見事なことと言えるだろう。だがこの36年間、その同数の監督を使い果たしてきている。私が務めていた2年9カ月は最長だったんだ。ヨアヒム・レーブと比べると、信じられないことだろう。監督交代が何度も続けば、チームのパフォーマンスも安定するはずがない」

選手たちのクラブチームでの状況も、代表に大きく影響しているという。

「この2、3年間で複数の代表選手たちがクラブで出場機会を完全に失ったり、ほとんどチャンスが与えられなくなったのは、代表にとって痛手となった。例えば、ホッフェンハイムに急に必要とされなくなり、故郷に戻ったキム・ジンス、アウクスブルクでレギュラーになれず、2部のダルムシュタットに送り出されたチ・ドンウォン、マインツでとても良い時期を過ごすも、ドルトムントではプレーすることがなかったパク・チュホとかね。イングランドでも似たようなケースがあった。加えて中国と韓国の政治的な問題で、中国でプレーしていた韓国人選手はベンチに甘んじた」

一方でシュティーリケ氏は、エースFWソン・フンミンやMFキ・ソンヨンを高く評価。だが、代表チームではこの2人が力を発揮できない理由も指摘している。

「ソンはハンブルガーSVやレヴァークーゼン、そして今はトッテナムで輝きを放っている。だが、代表では残念ながら期待に応えることはできていない。隣にハリー・ケインやデレ・アリらがいない代表では孤軍奮闘を強いられている。スウォンジーのキ・ヨンソンというもう1人だけ、スターがいるが、彼は所属クラブが降格するといった真っ暗なシーズンを過ごした。彼もチームメイトから十分なサポートを受けていない。2人のスター選手だけでは、残念ながら不十分だ」

「グループリーグを突破するチャンスは残っているかもしれないが、復活した世界王者を倒すことはできないだろう」

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