開幕2連敗のアーセナルに朗報…復帰時期は未定も長期離脱中の主将コシールニーがチームに合流

開幕2連敗を喫したエメリ監督はウェスト・ハム戦で勝利を手にしたいと誓った。

アーセナル主将のDFローラン・コシールニーが予想よりも早く復帰できる可能性があるようだ。

5月に行われたヨーロッパリーグ準決勝のアトレティコ・マドリー戦でコシールニーはアキレス腱断裂の重傷を負い、長期にわたり離脱中。今夏からチームを指揮するエメリ監督からチームキャプテンに任命された同選手だが、当初は年末までの復帰が難しいと考えられていた。

しかし23日、エメリ監督はコシールニーがファーストチームの練習に部分的に復帰したことを明かした。

「彼は懸命に、懸命に努力している。毎日2つのセッションをこなし、日曜日（19日）に我々の元に戻って来た。キャプテンである彼がチームに戻ってきたことをうれしく思う」

「ただ、我々は彼が完全に回復するまでまだまだ待つ必要がある。非常に重要な彼がいつプレーできるようになるかを予想することは難しいが、彼は走れるようになっている。これは非常に良いことだ」

一方、チームはマンチェスター・シティとチェルシー相手にシーズン開幕2連敗を喫し、現在17位に沈む。苦しい状況が続く中、エメリ監督は25日に行われるウェスト・ハム戦で今シーズン初勝利を挙げたいと意気込みを語った。

「試合をコントロールしたいと私は考えている。しかし、相手も同様のことを考えているはずだ。我々には試合中のすべての場面で激しさが必要だと理解している。最初の2試合では試合をコントロールできなかった。でも、土曜日（25日）の試合は勝利のためにもっと試合をコントロールしたいと考えている」

また、今夏にチームを離れたジャック・ウィルシャーにとって退団後初のエミレーツでの試合。エメリ監督は元アーセナルMFがサポーターから温かく迎えられるだろうと予想した。

「彼がここから離れる前に15分ほど話をした。彼のキャリアには敬意を払っていると最初に言いたい。そして彼は彼自身の将来にとって最善の決断を下した。私はサポーターが彼を今でも愛し、リスペクトを持って迎えてくれると考えている。ここで彼は再び歓迎されるはずだ」