日本代表DF長友佑都は、インテルで出場機会が約束されていないことから、ガラタサライへと冬の移籍市場で新天地を求めた。今季終了後にはレンタルバックの予定となっているが、夏に再びインテルから去る可能性が高いようだ。
現インテルの指揮官ルチアーノ・スパレッティはヴェローナ戦を前にした会見で、次のように述べている。
「私は来シーズンもここにいるだろう。契約がどうかは今言うべきことではないかもしれないが。好きなクラブは人それぞれで、私はインテルが好き、ということだ。ここで働くことができて、率直にうれしいと思っているよ」
インテルはテクニカルディレクターのウォルター・サバティーニ氏と契約解除に至ったが、その影響については、「彼はプロフェッショナルな人物だから、去っていったことは残念だ。ただ、それとは関係なく私はすべきことをする」と発言。クラブ首脳陣が入れ替わりが発生する事態となっているが、自身は途中解任されることなく今後も指揮を執る見通しにあると強調した。
報道によるとスパレッティ監督はインテルと2019年6月まで契約を残している。長友もインテルと2019年まで契約を結んでいるが、スパレッティが今後も率いることが確実となると、長友はガラタサライからレンタルバックされたとしても、インテルから夏に再放出される可能性が高いと見られる。
果たして長友はガラタサライへの期限付き移籍を終えた後、どのような道を歩むのか。指揮官スパレッティの去就も、長友の動向に大きな影響を及ぼすこととなりそうだ。
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