■「全員でつかんだ勝利」。鹿島、大阪2連戦の初戦を制す
鹿島アントラーズFW鈴木優磨が、2試合連続となるゴールで”エース”襲名に名乗りを上げた。
鹿島は25日、ACLの日程の関係上繰り延べになっていた明治安田生命J1リーグ第14節でセレッソ大阪と対戦。3日後の土曜日にはガンバ大阪とのアウェイゲームが控えており、「猛暑の大阪2連戦」の初戦を鈴木の先制弾、土居聖真の3試合連続となる追加点で2-0と勝利した。
守っては、最終ラインの大黒柱である昌子源が41分に負傷交代するアクシデントがあったものの、代役として入った町田浩樹が土居のゴールをアシストするなど、攻守に渡りその成長を見せ、コンビを組んだ犬飼智也、守護神クォン・スンテとともにクリーンシートに貢献した。この勝利で、鹿島は順位を7位へ上げ、一ケタ順位とした。
(C)KASHIMA ANTLERS■アカデミー出身の3選手が全2ゴールに絡む
試合前日、”エース”金崎夢生のサガン鳥栖への完全移籍という発表でクラブ内外に衝撃が走った。その金崎を「兄」と慕う鈴木は、「離れて悲しいものはある」と心情を吐露した。
しかし、「今は攻撃面ですごくやりやすくなっている」と自身が金崎の抜けた穴を埋める決意も示した。その決意どおり、鈴木は57分、抜け目ないカウンターからドリブルで独走、そのまま絶妙なループシュートを決め、チームに先制点をもたらした。
その3分後には負傷交代した昌子に代わりピッチへ立った町田がセンターバックらしからぬ鋭いラストパスをゴール前へ供給。これを土居がダイレクトで合わせ、C大阪を突き放す。図らずも、全2ゴールに絡んだ3選手がアカデミー出身と、”新生鹿島”にふさわしい内容となった。
その後はボランチの三竿健斗、レオ・シルバらを中心にゲームをコントロールし、2-0と5月5日のホーム浦和戦以来となるリーグ戦完封勝利を手にする。
(C)KASHIMA ANTLERS「いい形でビルドアップができていたし、チャンスは来ると思った。(シュートは)体が勝手に動いた感じだけど、あれしかなかった。イメージどおり」と自身のゴールを振り返った鈴木。「チーム全員が戦っていた。絶対に勝ってやろうという気持ちが強かった」とチーム全体での勝利を強調した。
「あの人みたいにチームを勝たせられる人になりたい」。鹿島を離れた10番をそう称えながら、新たな一歩を踏み出した9番。次は、3日後のアウェイG大阪戦。「勝ち続けないと意味はない」と22歳の若き新エースが鹿島を再び勝利へ導く。
■その他、J1第14節 鹿島 vs C大阪の詳細は、鹿島アントラーズ公式サイトで!
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