MFルイス・ホルトビーは2部に降格のハンブルガーSV(HSV)との契約を延長した。その決心を主将のDF酒井高徳がたたえている。
HSVはブンデスリーガ最終節でボルシア・メンヒェングラットバッハに勝利を収めるも、クラブ史上初の2部降格が決定。ラスト8試合で5ゴールと絶好調だったホルトビーはFW伊藤達哉らとともに最後まで1部残留への望みをつなげるパフォーマンスを披露していた。
そして、ホルトビーは今シーズン限りで満了となっていた契約を1年延長することを決断。ドイツ誌『シュポルト・ビルト』によれば、これまで350万ユーロ(約4億5000万円)とチームでは高年俸を受け取っていた同選手は、5割減俸の条件で合意に至ったという。
そんなホルトビーの決断に主将の酒井も感銘を受けたようだ。ドイツメディア『spox』で、「2部に値する条件でしか成立しないことを彼も把握していたはず。HSVととても強い絆で結ばれるルイスは、素晴らしいメッセージを送りましたね」とその契約延長を喜んだ。
一方の酒井だが、降格決定直後にHSVとの契約延長を宣言していたが、まだ新契約の締結には至っていない状況。トルコ方面ではベシクタシュへの移籍の可能性が再び報じられるも、ホルトビーの決断に対するコメントから自身も残留を目指していることがうかがえる。
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