日本代表からの引退を表明したDF酒井高徳だが、ハンブルガーSV(HSV)では新シーズン、キャプテンマークをチームメイトに譲ることになるかもしれない。地元紙『ハンブルガー・モルゲンポスト』が伝えた。
2016年秋、当時指揮を執っていたマルクス・ギスドル氏の下で、ブンデスリーガ初の日本人としてキャプテンに就任した酒井。先月には本人は、クラブ史上初の2部でのシーズンに向けて、キャプテンマークを同僚に譲ることを考えだと伝えられたが、クリスティアン・ティッツ監督は「悩みの種だね」と新キャプテンの指名をまだ控えている様子だ。
酒井は、ロシア・ワールドカップ(W杯)後の特別休暇のため、すでに新シーズンに向けて始動したチームに合流するのは7月の後半となる見込み。ティッツ監督は「ゴウトクはかなり遅く戻ってくるのでね。もっと早くここに戻ってくることを望んでいた」と本音を漏らしつつ、「彼はチーム委員の1人となる。キャプテンはその中から選ばれる」と続けた。
なお、チーム委員会は酒井のほか、MFルイス・ホルトビー、アーロン・ハント、クリストフ・モリッツ、DFギデオン・ユング、GKトム・ミッケルにより構成される。

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