“速さ”こそセネガル戦のポイント。乾貴士が考える攻略への道すじ

コロンビアとの初戦に先発フル出場した乾貴士が、セネガル戦のポイントを語った。

24日に迫るセネガル代表との大一番に向けて日本代表は合宿地のカザンで非公開練習を行った。19日のコロンビアとの初戦で先発フル出場したMF乾貴士がセネガル戦のポイントを語った。

セネガル戦に向けて本格的なトレーニングに入った西野ジャパン。乾は「（セネガル戦は）常に考えていること。コロンビア戦が終わってすぐに考えていましたし、今はもうセネガルのことしか頭にないです」と初戦の金星奪取も束の間、セネガルとの大一番に向けて気持ちを切り替えている。

セネガルは「身体能力が高くて足も速い。でも、ポジショニングはルーズになってくると思うので、そこを突いていければ」と分析する。

西野朗監督は「中盤で早くボールを回すこと」がポイントだと語っていた。乾もその見識に同感で「そうですね。プレッシャーも速いですし、足が伸びてくるところはすごいので、その辺を交わすためには判断の速さや、ボール回しの速さっていうのは重要になってくる」と続けた。

そのうえで「みんなが意識しないと取られてカウンターというのが一番怖い。そのへんは注意しないといけない」と警戒した。

「コロンビア戦は良くなかった」と自らのプレーを反省した乾。「特に前半は迷惑をかけてしまったので、そこはしっかり修正してやらないといけない。ただそれをずっと引きずっていても仕方がないので、しっかりセネガルに向けて頑張っていきたいです」と24日の決戦に向けて並々ならぬ意気込みを語っていた。